イニエスタが元チームメイトの下に? 監督務めるバルサ時代の同僚がコンタクト…「接触はある」と認める

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

ヴィッセル神戸を退団する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)だが、かつての同僚の下へ行く可能性もあるかもしれない。

5月25日、7月1日を最後に神戸からの退団を発表したイニエスタ。残りわずかとなった中、6日には古巣であるバルセロナとの親善試合が国立競技場で行われた。

4万7000人以上が集まった試合。ラ・リーガの最終節から中1日という強行日程で来日したバルセロナとの試合では、本気で戦うことはなかったものの、イニエスタは自らのスタイルを出すプレーを見せていた。

スタンドやバルセロナの選手からも拍手が送られ、かつての盟友でもあるチャビ・エルナンデス監督とも熱い抱擁を見せたイニエスタ。神戸退団後の去就はまだ決まっていないが、プレーを続けたい意向を示しており、そのために退団すると会見で明かしていた。

そのイニエスタには色々なクラブが関心を寄せていると報じられている中、バルセロナ時代のチームメイトからも勧誘があるという。

イニエスタを誘っているのは、元アルゼンチン代表DFガブリエル・ミリート氏。現在はアルヘンティノス・ジュニアーズの監督を務めている。

ミリート監督は、クラブのイメージとクオリティを向上させたいと考えており、元チームメイトでもあり、友人でもあるイニエスタに意思を確認したという。

クラブの会長を務めるクリスティアン・マラスピナ氏は、この件について「ミリートはイニエスタと話をして、彼がクラブに来たがっているかどうかを確認した。彼らは友人だ。具体的なことはない」とアルゼンチン『TycSport』に語った。

一方で、イニエスタもこの件について問われると「僕たちはそこにいる。接触はある」とコメント。否定も肯定もしなかったが、ミリート監督からコンタクトがあったことは事実のようだ。

イニエスタは様々な選択肢を考慮し、プレーを続ける環境、チャレンジできる環境を見つけ出すはず。どこに行くのか、去就は注目を集める。

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