【ガーデニング】多年草で庭に花のカーペットが咲く「グランドカバー」オススメ5選

手間をかけずに&ほったらかしでナチュラル感あふれる庭づくり

「庭や花壇の地表が気になる」「コンクリートが目立ってしまう庭のスペースをどうにかしたい」そんな悩みを解決してくれるグランドカバープランツ。庭や花壇に植えるだけで、気になるポイントをカバーして、よりナチュラルな雰囲気をプラスしてくれます。

グランドカバープランツにはさまざまな種類がありますが、なかでも花が咲くものは開花したときに花のカーペットを広げたような景観が楽しめるのが魅力です。

そこで今回は、花も緑も楽しめるおすすめのグランドカバープランツをご紹介。雑草対策の効果も期待できる植物を選びましたので、庭の景観に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

花のカーペットをつくろう!グランドカバーにおすすめの多年草5選

【おすすめグランドカバープランツ 1】スーパーアリッサム

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カスミソウのような、愛らしい小花を咲かせるスーパーアリッサム。従来の「スイートアリッサム」よりも耐暑性・耐寒性に強くほぼ1年中開花するのが魅力です。

花色は白と明るい紫があり、どちらも花のカーペットのようなステキな光景が楽しめますよ。

花付きを良くするためにも日当たりと水はけが良い場所に植え付けましょう。※参考価格:200~600円(3号ポット苗)

【おすすめグランドカバープランツ 2】リシマキア

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人の往来がある場所にオススメなのは、踏みつけに強いリシマキア。初夏から夏にかけて、黄色や赤、白や紫などの星型の花姿で楽しませてくれます。

品種がとても多く、なかでも株を覆うほどたくさんの花が咲く「リシマキア・ヌンムラリア」、花数は少ないもののライトグリーンの葉が美しい「オーレア」はグランドカバーに人気。

一方でグランドカバーに不向きな草丈が高くなる品種もありますので、購入時には間違わないよう気を付けてくださいね。※300~500円(3号ポット苗)

【おすすめグランドカバープランツ 3】アジュガ

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日陰の庭にオススメなのは、耐陰性が強いアジュガ。春から初夏にかけ、ピンクや青紫の穂状の花を咲かせます。

複数の品種があるなかでも、葉にピンクと白の斑が入る「マルチカラー」や「レインボー」、また秋になると濃いブロンズ色に紅葉する「ダークマホガニー」は人気の品種。

強い直射日光が苦手なので、半日陰~日陰で管理しましょう。※300~500円(3号ポット苗)

【おすすめグランドカバープランツ 4】耐寒マツバギク

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花びらを放射状に広げるカワイイ花と、多肉質の葉が人気の耐寒マツバギク。初夏から秋にかけて開花し、愛らしい花姿から「砂漠の宝石」とも称されています。

名前の通り耐寒性が非常に強く、マイナス15度程度までなら越冬が可能。

「花嵐山(ハナランザン)」「レイコウ(麗晃)」という名前でも流通しています。※200~800円(3号ポット苗)

【おすすめグランドカバープランツ 5】ベロニカ・オックスフォードブルー

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ベロニカには複数の品種がありますが、なかでも横方向に成長するわい性種・オックスフォードブルーはグランドカバーに人気。

春に濃い青色の小花を咲かせ、庭や花壇をナチュラルに彩ってくれますよ。

非常に育てやすい植物ですが、あまり店頭に並ぶことがないためネットショップでの購入、または園芸店スタッフまで相談してみることをオススメします。※参考価格400~700円(3号ポット苗)


雑草を生えにくくするなど嬉しいメリットも

花が咲くグランドカバープランツは、開花期に花のカーペットを広げたような景観が楽しめるのが大きな魅力。

さらに土の流出を防いだり、雑草が生えにくくなったり、地表の温度を下げたりなどさまざまな効果も期待できますよ。

日当たりや水はけなど植える場所を考慮し、自宅に適したグランドカバープランツをお迎えしてくださいね。

※内容を一部修正しました(2023年8月21日PM14:22)

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