乗客による機内での事件、前年比増加 561便に1件、IATA調査

国際航空運送協会(IATA)は、乗客による機内での事件が前年比で増加したことを明らかにした。

2022年には568便に1件の事件が報告された。2021年には845便に1件だった。コンプライアンス違反、言葉による虐待、酩酊の順に多く発生した。身体的な暴力は非常に稀であるものの、17,200便に1件発生している。

IATAでは、モントリオール議定書に基づき、乗客を起訴するために必要な権限を与えるよう求めた。すでにこの権限は国際旅客輸送量で33%を占める、約45か国が批准している。

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