「本当に、本当に幸せ」ECL優勝に歓喜のボーウェン、決勝弾後には「泣きそうだった」

[写真:Getty Images]

ウェストハムのイングランド代表FWジャロッド・ボーウェンが、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝への貢献に喜びを爆発させた。クラブ公式サイトが伝えている。

ボーウェンは7日に行われたECL決勝のフィオレンティーナ戦に先発。試合は後半に得たPKをFWサイード・ベンラーマが決めながらも直後に追いつかれ、このまま延長戦突入かに思われた90分、MFルーカス・パケタのスルーパスに抜け出したボーウェンがGKとの1対1を冷静に制し、チームを優勝に導く決勝弾を記録した。

ウェストハムにとっては1964-65シーズン以来、自身にとっては初となる欧州カップ戦のタイトルを手にしたボーウェンは興奮を隠さず、すべてが報われた瞬間だと喜んだ。

「もちろん、この舞台でゴールすることを夢見ていた。でも、まさか最後の1分でのゴールで優勝を決めるなんて…僕はいつだってそうしたいと言ってきたんだ!」

「このファンの前でゴールを決められるなんて、泣きそうだったよ。本当に、本当に幸せだ。言葉では言い表せないくらいにね」

「僕たちには夢があったけど、今シーズンは最高のシーズンではなかった。それでも、今夜僕たちはファンのためにこうしたことができて、彼らにこの瞬間を与えられて、とても嬉しい」

「こんな気持ちは、これまでの人生で一度も経験したことがない。この試合は、僕のキャリアで一番大きな試合だと言ってきたんだ」

「延長戦にもつれ込むと思っていた。でも、1回のチャンスがあったし、そこで決められて本当に嬉しい。みんなのためにタイトルを勝ち取ったんだ。これはとても意味のあることさ」

「今は今夜のパーティーのことを考えている。チームメイト、ファン、スタッフと一緒に祝いたいね。父と兄、友人二人もスタジアムの最前列にいたんだ。それは本当に特別だった」

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