県は10日に県庁で開く「県誕生150年記念 県民の日イベント」に合わせ、家庭で余った食品や日用品を持ち寄って寄付してもらう「フード・ライフドライブ」を行う。
寄付品はNPO法人フードバンクうつのみやを通じて、生活困窮者や福祉施設に無償で提供する。
募るのは米や麺類(カップ麺や乾麺)、缶詰や瓶詰といった長期保存食品、調味料、インスタント食品、菓子類など。生理用品やティッシュ、歯磨き粉、洗剤なども対象となる。
未開封の商品が条件で、食品は賞味期限まで1カ月以上あることが明記され、冷蔵・冷凍が不要な物に限る。乳製品と酒類は対象外。昨年の同イベントでは食品320点、日用品141点の寄付があったという。
県保健福祉課は「食品ロス削減や、経済的理由で日用品購入を控える人の支援につながる。家庭に余った物品があったら会場に持参してほしい」と呼びかけている。(問)同課028.623.3047。