今年は短冊CD生誕35周年! ミオベル・レコードによる短冊コンピ第2弾は、スタイル・カウンシル、野宮真貴による小沢健二カバー、黒沢健一の遺作など6タイトルを収録して7月7日にリリース!

東京を中心に活動しているインディペンデント・レーベルのミオベル・レコードは、今年2月に発売して好評だった8cm短冊CDによるコンピレーションアルバムの第2弾『BLUE TENTION #bt20230707』を7月7日にリリースする。

第1弾に続き「心が泣くなら、涙はきっとこんな色」をテーマに国内外からセレクト。第1弾ではムード・シックス(英)の作品を収録しコアな洋楽ファンを驚かせたが、今回もザ・スタイル・カウンシル(英)、野宮真貴(ポータブル・ロック/ピチカート・ファイヴ)、スウィンギング・ポプシクル、杉本清隆(オレンジノイズ・ショートカット)、ザ・ヤーニング(英)、黒沢健一(ex.L⇔R/MOTORWORKS)と、前作以上にバラエティに富んだ切なさを感じる6タイトルを収録。渋谷系ムーヴメント、ネオ・アコースティック、ギター・ポップなど洋楽にインスパイアされた音楽リスナーは要注目だ。 野宮真貴が歌う小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由」のカバーは貴重なライヴ音源を収録。英国のザ・スタイル・カウンシルの「マン・オブ・グレイト・プロミス」は1985年当時、この歌を含むアルバム『アワ・フェイヴァリット・ショップ』が全英チャート1位を記録した人気作品。スウィンギング・ポプシクルの「I just wanna kiss you」は2004年のアルバム収録時とは異なる、歌始まりのこだわりのモノラル・ミックス音源を初のCD化。黒沢健一の「Rainin’ In My Heart」は、彼の死後に発表された遺作アルバム『Hear Me Now』に収録されていた曲で、アルバムは既に完売となっており、今回初の全国流通となる。また、哀愁漂うキャッチーなメロディが魅力の杉本清隆は、2ndシングルのカップリングに収録された人気曲「Tender Blues」で、英国のポップ・デュオのザ・ヤーニングはボサノバ・チックな名曲「Do you remember?」で参加している。

▲杉本清隆

▲The Yearning

▲Swinging Popsicle

▲野宮真貴

▲黒沢健一

全曲2023年最新リマスタリングを行った新音源となるほか、野宮真貴やザ・ヤーニングのジョー・ムーアらによるコメントを含む特製歌詞カード、MP3ダウンロードコード付きで1,200円(税抜)と今回もリーズナブルな価格で提供される。第1弾の『BLUE TENTION #bt20230221』と合わせて今年7月7日に全国のレコード店で開催される「短冊CDの日2023」の参加作品であるとのこと。 「短冊CDの日2023」は今年初開催となるイベントで、大滝詠一の「幸せな結末」の復刻をはじめ、ザ・スクーターズ、3776、marble≠marble、コウトウマリア、星野みちる、脇田もなり、マイクロスター、サリー久保田グループ with 笠浩二など、ジャンルを問わず50タイトル以上の短冊作品が参加する見通し。

また今回のリリースを記念して、発売日の7月7日には、東京・恵比寿BATICAにて、『短冊CDの日 Release & DJ Party 2023』が開催、ミオベル・レコードからも今回のコンピレーションアルバムに参加している杉本清隆が出演予定なので、あわせてチェックしていただきたい。

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