レンジャーズの連勝は5でストップ 先発グレイの1失点完投も実らず

【カージナルス1-0レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

カージナルスは両チーム無得点で迎えた8回表にアレック・バーレソンの5号ソロで先制すると、4投手による完封リレーで逃げ切り1対0でレンジャーズに勝利。連敗を5でストップさせた。カージナルス2番手のジョーダン・ヒックスが1勝目(3敗)をマークし、4番手のライアン・ヘルズリーが7セーブ目を記録。6月初黒星を喫して連勝が5でストップしたレンジャーズは、先発ジョン・グレイが9回1失点完投も無念の2敗目(6勝)を喫している。

ジャック・フラハティとグレイの両先発で始まった試合は両投手譲らぬ投手戦となった。グレイが3塁すら踏ませない快投でカージナルス打線をねじ伏せると、フラハティも四球3つで招いた初回のピンチを凌いで流れに乗り、メジャー最多得点を誇るレンジャーズ打線を封じていく。緊迫の試合が動いたのは8回表、二死走者なしで打席に入ったバーレソンが初球を捉えて5号先制弾。一振りで均衡を破ったカージナルスは、3番手ジオバニー・ガイエゴス、4番手ヘルズリーが1人のランナーも許さず虎の子の1点を守り切った。

レンジャーズ先発のグレイは9回100球を投げて被安打4、与四球0、奪三振12の快投で1失点完投も一発に泣いた。MLB公式サイトのジェイソン・カタニア記者によると、9イニング以上を投げて1失点、無四球、2桁奪三振をマークしながら敗戦投手となったのは1904年のサイ・ヤング、2012年のジェームズ・シールズに続いてメジャー史上3人目。本人にとっては喜ばしいものではないが、今季6勝、防御率2点台と好調な右腕の実力を示す記録となった。

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