惜しくもタイトル逃したフィオレンティーナ…コッパ・イタリアに続く決勝敗退に指揮官は「本当に辛い」

[写真:Getty Images]

フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で優勝を逃したことに肩を落とした。

フィオレンティーナは7日に行われたECL決勝でウェストハムと対戦した。

拮抗した展開が続いた前半を経て迎えた後半、PKによって失点を許すも67分にMFジャコモ・ボナヴェントゥーラのゴールで同点に。その後はボールを支配しながらもチャンスを作れずにいると、90分に痛恨の失点を喫して1-2で敗れた。

5月に行われたコッパ・イタリアに続き今季2度目の決勝敗退となったイタリアーノ監督は、イタリア『スカイ・スポーツ』で失望を隠さず。試合自体はコントロールできていたと強調しつつ、失点時の対応を嘆いている。

「とても良いプレーをした決勝で2試合続けて負けてしまい、残念だ。今夜は正直、こんな結末になるとは想像していなかった。我々にはチャンスがあり、試合が終わる可能性もあったPKの直後に同点としたのだ。我々は良い反応を示し、リードを奪うチャンスもあった」

「我々は数メートルの余裕を持つべきだった。そうすれば、延長戦に突入できたかもしれない。選手たちは取り乱していた。2つの決勝戦に負けるのは、本当に辛いことだ」

「ウェストハムにほとんど何もさせず、バランスは取れていたと思う。我々は決勝戦に必要なプレーをし、ゲームをコントロールした。それでも、ソフトなPKと回避可能なゴールで敗れたのだ」

「試合中、我々は(2失点目のような)状況があると読んでいた。だからこそ、まさかあのような形で負けるとは思わなかった。どう対処すれば良いかわかっている状況で、必要なことができなかった。ファールで止めることもできたが、何よりも後退して数メートルの余裕を確保すべきだった」

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