気象庁は8日(木)、向こう1か月(6/10~7/9)の天候の見通しを発表した。北・東・西日本では、暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は平年より高い見込み。特に、北日本では、期間の前半は気温が平年よりかなり高くなる所がありそうだ。
18日(日)頃からの5日間ほどは、北海道の太平洋側や東北で気温がかなり高くなるとして、気象庁はこれらの地域に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物や家畜の管理、熱中症に注意するよう呼びかけている。
また、沖縄・奄美の向こう1か月の降水量は、湿った空気の影響を受けやすいため平年並みか多く、日照時間は平年より少ない見通し。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。