東証続落、終値は272円安 高値警戒、利益確定売り広がる

東京証券取引所

 8日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。このところバブル経済崩壊後の最高値を相次いで更新していたことで、景気を反映していない行き過ぎた高値への警戒感が強まり、当面の利益を確定する売りが広がった。一時は前日終値から500円近く下げ、この2日間の下げ幅は1000円を超えた。

 終値は前日比272円47銭安の3万1641円27銭。東証株価指数(TOPIX)は14.80ポイント安の2191.50。出来高は約13億4214万株だった。

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