津山法人会、租税教室の教材贈る

津山法人会(須江英典会長)は7日、租税教室の教材として、札束1億円のレプリカとキャリーバッグ2式などを津山税務署管内租税教育推進協議会(会長、有本明彦教育長)に贈った。
レプリカは表面の紙のみ1万円札の見本が印刷され、重量は本物と同じ約10㌔。それを運ぶバッグのほか、関連用語や硬貨のマグネットシート。同協議会は、津山税務署と法人会など関係団体でつくり、管内(津山、美作市、鏡野、美咲、久米南、勝央、奈義町、西粟倉村)の小中学校、高校で租税教室を不定期に開いており、備品が老朽化していた。
山下の津山商工会館で開かれた法人会女性部会役員会の冒頭に贈呈式があり、田中勝子部会長らが有本会長、副会長の山根均津山税務署長に現物を手渡した。
有本会長は「地域の将来を担う子どもたちが税に関する知識を学ぶため、有効に活用したい」と礼を述べた。

1億円のレプリカを手渡す田中部会長

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