吉川晃司がワイルドな敏腕投資家に。「トリリオンゲーム」で目黒蓮と再び共演

吉川晃司が、Snow Man・目黒蓮が主演を務める、TBS系で7月にスタートする連続ドラマ「トリリオンゲーム」(金曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。

「トリリオンゲーム」の原作は、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で好評連載中の原作・稲垣理一郎氏、作画・池上遼一氏によるの同名漫画。現在6巻まで刊行され、「マンガ大賞2022」のノミネート作品にも選ばれた人気作。主人公である“世界一のわがまま男”のハルこと天王寺陽(目黒)と、“まじめで不器用なエンジニア”のガクこと平学(佐野勇斗)という正反対の2人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメントだ。

事業計画も起業資金もゼロからの2人が起業する「トリリオンゲーム」社。“何者でもない”ハルとガクが企業の成長に必要な才能を求め、個性的な仲間を増やし、知恵とハッタリと確かな技術で大資本「ドラゴンバンク」からの妨害も跳ね返し、前代未聞のロードマップを駆け上がっていく。

吉川が演じるのは、ハルとガクの能力を見抜いて2人に出資する投資家・祁答院一輝。「祁答院ベンチャーキャピタル」の社長で、人間や物事の本質を見抜く力は確かなつわもの。人生の酸いも甘いもかみ分けた祁答院は、恐れ知らずのハルの策略を面白がり、時には2人に発破をかけ、大きなビジネスチャンスをもたらす重要人物だ。物語が進むにつれて謎に包まれた彼自身の過去も明かされ、ハルたちとより深くビジネスで結びついていく。

吉川は「これまでは人と交わらない孤高の存在のような役が多くて、(祁答院のような)ユニークな役柄でオファーをいただくことがなかったので、今回の出演の話は非常に興味をひかれましたね。面白そうだなと思って。祁答院というキャラクターは、自分ではよく分からないけど周りのスタッフからは『吉川さんはいつもこんな感じですよ。普段のまま演じればいいんじゃないですか』と言われました(笑)」と明かす。

そして、「現場はみんな若い衆だから、しっかりしなきゃいけないなとプレッシャーです」と笑いつつ、「目黒くんとは朝ドラで一緒でしたけど、根がすごい真面目な子だったので、ハルとしての弾けっぷりを期待しています」と目黒へ期待を語っている。

© 株式会社東京ニュース通信社