２０年以上連載が続いている人気グルメ漫画「江戸前の旬」の作者の男性が、自転車の施錠促進のイラストを作成し、千葉県警から感謝状を贈呈されました。
感謝状を贈られたのはグルメ漫画「江戸前の旬」で、作画を担当する漫画家さとう輝さんです。
「江戸前の旬」は、主人公の柳葉旬が一流のすし職人を目指して奮闘するグルメ漫画で、単行本は現在１１８巻、連載は２０年以上続いています。
今回のイラストには、作中に出てくるキャラクターたちが、「自転車には愛錠のツーロック！！」などのセリフとともに、２０２３年４月から着用が努力義務となった、ヘルメットにもカギをかけるよう呼びかけています。
県警の内川正年生活安全部長は、「このイラストで１件でも自転車の盗難被害が減れば県民のためになる」と効果を期待しました。
県警によりますと２０２２年、県内の自転車盗難被害件数は７３４６件で、２０２１年から１０００件余り急増し、被害車両の６割は無施錠ということです。
漫画家 さとう輝 さん
「家族で話し合って、こんなポスターがあるから鍵をかけようと言えるようなポスターにしたい思いがあった」
