岡山大学、上海大学と協力協定締結

国立大学法人岡山大学は2023年5月29日、上海大学との国際交流の協力協定を締結(本学主管部局:岡山大学イノベーションマネジメントコア)した。今回の締結は、岡山大学元研究担当理事・副学長の故 山本進一名誉教授を通じて、上海大学の医学院(日本での医学部に相当)新設の協力依頼が岡山大学に届き、2019年11月26~28日に当時の那須保友研究担当理事・副学長と佐藤法仁副理事・URAが訪問したことに端を発している。上海大学への訪問直後に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが起こり、直接的な交流は中断していたが、オンラインベースでの交流が進んでいた。今年4月17~18日には、新設された上海大学医学院の劉斌院長らが岡山大学を訪れ、那須学長への表敬訪問と岡山大学中性子医療研究センターでの研究交流会が安全保障上の留意事項等の研究インテグリティに沿って実施され、今回の協定の締結に至った。

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