ミランがローマのエンディカ獲得に横槍? 今夏フリーで獲得可能な大型CB

[写真:Getty Images]

ミランがフランクフルを退団するフランス人DFエヴァン・エンディカ(23)の獲得を狙っているようだ。

今季のセリエAを4位で終え、リーグ連覇はならなかったミラン。6日にテクニカルディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏とスポーツディレクター(SD)のリッキー・マッサーラ氏の退任を発表して新体制となったクラブは、引き続き限られた予算の中でスカッド強化を模索している。

そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ミランは今季限りでのフランクフルト退団が発表されているエンディカの獲得に動き始めたとのことだ。

エンディカにはかねてよりローマが接触しており、今夏の加入に向けて交渉中だったが、ミランはハイジャックも辞さない構えとのこと。選手本人も、ミラン移籍の選択を除外していないようだ。

ローマは依然としてエンディカ獲得を確信している一方、財政を安定させるためまずは選手売却を優先する必要がある模様。その間に、ミランが交渉をまとめる可能性がある。

2018年にフランクフルトへ加入したエンディカは、192cmの長身と対人戦の強さを武器として主軸に定着。今季も公式戦44試合に出場してチームの守備を支えた。

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