【電子処方箋】リフィル対応機能を今秋リリース/プレ運用を経て本格普及へ

【2023.06.08配信】厚生労働省は6月8日、健康・医療・介護情報利活用検討会 「電子処方箋等検討ワーキンググループ」を開き、電子処方箋においてリフィル対応機能を今秋にリリースする方針を示した。ただ、プレ運用期間を設けてからの本格普及とする方向。

電子処方箋においてはリフィル処方箋への対応機能や院内処方対応などについて、搭載する予定となっていた。
事務局は当面のスケジュールとして、リフィル対応については今年の10月を目処にリリース、院内処方については来春にもリリースすることを示した。

ただ、リフィル処方対応については、現状、活用したことのない医療機関等も多いことから、医療現場で検証した上で実装していくべきではないかという指摘もあり、プレ運用期間を設けることとした。10月には地方のシステムとしてはリリースするものの、モデル地域や特定の地域で先行的に導入し、その知見を踏まえてプレ運用期間後に備えることが提案された。

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