ロボットが巡回警備始めました パシフィコ横浜で実証実験 自動走行、転倒者も検知

倒れている人を検知して通報する警備ロボット「ココボ」=横浜市西区のパシフィコ横浜

 国際会議や大規模イベントの舞台となるパシフィコ横浜(横浜市西区)で8日、警備ロボットの実証実験が始まった。通行人を避けながら規定のルートを自動で走り、搭載したカメラの映像を人工知能(AI)で解析して放置物や転倒者を検知する。16日まで巡回警備に当たる。

 実証実験は、パシフィコの運営会社が警備大手のセコム(東京都)などと展開する。デジタル化の一環で最新技術の有用性を確かめ、警備スタッフの負担軽減を視野に本格導入を検討するという。

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