ブロックチェーン技術を活用し、永久的なデータ保存を実現するファイルアップローダーサービス「NOARY」がリリースされ、ローンチ記念として、期間限定で5MB分の保存領域の無料提供キャンペーンを実施している。
このサービスは〈全ての重要なデータを安全かつ永久に保存し、アクセス可能にする〉というミッションのもと、Arweaveと呼ばれるWEB3.0ベースの分散ストレージ技術を用いてファイルの永久保存を実現するという。
元来、Arweaveへのデータ保存を行うには暗号資産を取引する必要があるが、このサービスを使うことでクレジットカード支払いでデータをアップロードできるとのこと。価格は画像一枚あたりおよそ2円、分散ストレージに保存されるためNOARY自体がサービス終了してもデータは消失しない。
運営会社によると本サービスのデータ保存技術として採用したArweaveのブロックチェーンは「このようなストレージコストの改善速度を保守的に推計することにより、現時点で支払った1回払いのコストで、将来的に数百万年から数億年単位でのデータ保存を約束している」とのこと。
しかしながら「消えない」は言い換えると「消せない」にもなるのは想像に易く、分散ネットワークへの公開は安易にすべきではいとの声もあり、運営会社も「一度ブロックチェーンにアップロードされたデータの削除は非常に困難です。」と注意を促している。
