増田貴久&浮所飛貴で天樹征丸の最新作「ギフテッド」が連ドラ化! 頭脳×第六感の最強バディミステリー

NEWS・増田貴久が、フジテレビ系で8月12日にスタートする「東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1」(土曜午後11:40)で主演を務め、美 少年/ジャニーズ Jr.・浮所飛貴と共演。“並外れた推理力を持つ”天才刑事&“殺人犯を見抜く眼(め)を持つ”高校生として最強バディを組むことが分かった。

「ギフテッド」の原作は、「金田一少年の事件簿」や「BLOODY MONDAY」など、数々の大ヒット作を生み出したミステリーの名手・天樹征丸氏の最新作。漫画は雨宮理真氏が手掛け、現在「なかよし」(講談社)で連載中だ。嫉心(しっしん)、復讐(ふくしゅう)、陰謀といったさまざまな人間模様が絡む殺人事件に散りばめられた伏線を、並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ天才刑事と、生まれながらに目視によって “殺人者”を識別できる才能(=ギフテッド)を持つ高校生がタッグを組み、難事件に挑む前代未聞の本格ミステリーとなっている。

増田が扮(ふん)するのは、警視庁捜査一課7係所属の自信過剰な刑事・天草那月。名門東都大学を首席で卒業し、アメリカ留学経験があり、何かと欧米の影響を受けている。犯罪心理学に精通し、過去のあらゆる犯罪を頭に網羅。並外れた推理力、洞察力、論理的思考を持つ“自信家”だ。周りを気にせず、常にマイペースの自由奔放な性格で、人との距離感が異常に近く、狙ったものは強引な手を使ってでも手に入れようとする。警察内では単独行動の常習犯で、上司の指示を無視して好き勝手に捜査をしていく。甘党で、いつもスイーツは欠かせない。運動音痴でかなづち。残念な一面も併せ持つイケメンだが、ひとたび事件が起こると真剣なまなざしに豹変し、数々の難事件を解決して認められてきた。そんな中、殺人者を「視(み)る」ことができる高校生・四鬼夕也と出会ったことで、その力を事件解決に生かせるとひらめく。それと同時に、夕也を襲った忌まわしい過去を知ると、刑事である以上に1人の人間として夕也に寄り添い、四鬼家の悲劇に隠された謎を解き明かしていく。

そんな那月とバディを組む、殺人犯を見抜く眼を持つ、港学院高等学校3年B組の高校生・夕也を、浮所が演じる。長い歴史を持つ武道・四鬼神流古武術を受け継ぐ四鬼家の一人息子で、過去に殺人を犯した人を視ると、その人の体に黒い“影”がかかって見える。これは生まれつきの力によるもので、幼少期は不用意に相手の影を指摘してトラブルになることも多く、母親からは隠すように言われていた。かつてはなぜ影が視えるのか、それが何を表すものであるかを知らなかったが、母親が亡くなった時に遺品を整理する中で、四鬼家にまつわる古文書を発見。そこには、四鬼神流古武術は忍術の流れをくみ、古来、暗殺をなりわいとしていることや、人をあやめた者が分かる“鬼の眼”を持った子がいると記されていた――。

増田は、出演にあたり、「えっ!? この天草那月を僕にやらせてもらえるの?というのが、最初の素直な感想です。並外れた推理力や洞察力を持ち、留学経験もある天才刑事。しかも漫画を読むと、めちゃくちゃイケメンですし。そんな天草那月は自己肯定感も強くナルシストな一面もあって、時にはキザなセリフをサラッと言ってしまうようなキャラクターでもあります。ただ、そもそものスペックが高いので、それがキザなセリフには聞こえない。そんなふうに天草那月を演じたいと思っています」と意気込む。

また、5月上旬に都内でクランクインしており、バディを組む浮所については「とても人懐っこくて皆から好かれるタイプで、いつも現場を盛り上げてくれています。頼もしい後輩ですね」と目を細め、「刑事ドラマであり、しかもバディを組む相手が高校生という意外性もあり、そして各話で謎解きの要素もあって…、というように、皆さんの大好きなものが詰め込まれている、スペシャルなドラマになっています。毎回僕たちと一緒になって犯人は誰なんだろう?と、楽しんでいただければうれしいです」とアピールしている。

一方、浮所は「バディを組んで事件を解決していくミステリーという題材は、これまで演じたことがなかったので、クランクインの前からワクワクしていました。殺人者が視えるという異能力を持っている役というのも、とても魅力的です」と喜びつつ、「ただ、僕自身はクールに構える四鬼夕也とは真逆のタイプ。演じる上では第一印象のカッコよさにこだわったり、声のトーンを少し低くするといった工夫をしながら、自分なりの夕也像を作っています。普段の僕を知っている皆さんには、浮所飛貴の“キャラ変”も楽しんでいただけるドラマになっているかもしれません」と新たな一面を披露すべく、役づくりに奮闘中。

事務所の先輩でもある増田との共演には、「僕としては新たな挑戦ともいえる役なのですが、現場の和やかな雰囲気や、何より座長を務める先輩・増田くんに助けてもらいながら、楽しく撮影を進めています。毎日現場へ行くのが楽しみです! このドラマは毎回、天草那月と四鬼夕也が協力しながら事件を解決していくのですが、一つ一つの事件がさらに大きな事件につながっているという点が見どころです。随所に伏線がちりばめられているので、ぜひ皆さんも推理しながらご覧ください」と呼び掛けている。

原作の天樹氏は「情報解禁ということで、『ギフテッド』のドラマ化について、ようやく読者の皆さんに思い切りお話できるようになりました。ドラマ化が決まってからここまで長かったですが、それだけ時間をかけた作品作りをしてくれていると思います。先日、撮影現場にも伺いましたが、こんな丁寧なドラマ撮影は久しぶりに見た気がします。スタッフの皆さんの作品に対する思い入れ、心意気にもグッときました」とこれまでの経緯を報告。

加えて「普通の連続ドラマの倍近いスタッフさんがいて、そのうちの何人もの方から細かいキャラクターの確認などといった作品に対する質問が飛んできました。まだ私も完成した映像は見ていませんが、そのように現場は活気にあふれているしキャストもイメージぴったりです。きっと漫画の読者も安心して楽しめる作品になると感じました。そして、ドラマ後半は漫画の展開とは少し違うストーリーが待っています。私もそのプロット監修をさせていただきましたが、手応えありです。増田貴久くんと浮所飛貴くんの演じる天草那月と四鬼夕也のコンビがどう動き出し、どんな活躍を見せてくれるか、私も今からワクワクしています」と期待の言葉を寄せている。

漫画・雨宮氏も「私の人生の中で『ギフテッド』の漫画を担当するということは、とても大きな出来事でした。それが漫画の世界を飛び出して実写化する…本当にどんどんいろんな経験をさせてくれる作品です。原作の天樹先生、編集部の皆さま、ドラマ関係者の皆さま、関わってくださったすべての方と、何より応援してくださっている読者の皆さまに感謝しております」と感激。

続けて、「新たにドラマから『ギフテッド』を知ってくださる方も多くいると思うと、冒険に出るような…世界が広がるような、そんなワクワクした気持ちになります。すでに漫画を楽しんでくださっている皆さま、新たにドラマから触れてくださる皆さま、それぞれ一人一人の人生の一瞬にこの作品が登場する機会をいただけるんだと思うと、それはよりいいものであってほしいと願います」と思いを伝えている。

なお、「ギフテッド Season2」が、WOWOWで10月から放送・配信予定。放送日時は後日発表される。

【プロデューサー コメント】

東海テレビ・河角直樹

毎回地上波の枠組みを超えたチャレンジングな題材に取り組んできたWOWOWさんとの四度目の共同製作連続ドラマとして、あの特大ヒット作「金田一少年の事件簿」の天樹先生が渾身(こんしん)の力をこめて書かれた謎とどんでん返してんこ盛りの超絶ミステリーを原作にいただくこととなったのは、制作サイドとしては大変栄誉なギフトです。

桁外れの天才刑事と殺人者を見抜く“ギフテッド”を持つ高校生のバディという、常識をはるかに超越した魅力的なキャラクターがしっかり映像化できるかという制作前の一抹の不安は、増田さんと浮所さんが真摯(しんし)な芝居で見事に実体化しているのを拝見し、一気に吹っ飛びました。

これで楽しいドラマにならないはずはありません。この夏、この楽しさを日本中の視聴者と分かち合いたいと思います。バリエーション豊かな事件(って犯罪に不謹慎な形容申し訳ありません)のサスペンスにハラハラドキドキしつつ、能力も立場も全く違う2人が心通わせ真犯人を追求するカッコよさは酷暑を吹き飛ばす爽快感! 痛快バディ・ミステリーをお楽しみください。

■WOWOW・小林祐介

本作で4度目となる東海テレビさんとの共同製作では、「金田一少年の事件簿」「BLOODY MONDAY」をはじめ、数々の大ヒット作を生み出した天樹先生の最新作をSeason2にわたってお届けします。

並外れた推理力を持つ刑事役を務める主演の増田さんと、殺人者を識別できる異能力を持つ高校生役の浮所さんとの“バディ”から生まれる本作ならではの2人の関係性は、視聴者の皆様の心をひきつける魅力があふれておりますので、お楽しみください。

テレビ局の垣根を超えた共同製作だからこそ作り上げられる“通常の連続ドラマとは異なる世界観”、そして、これまでの共同製作とは一味違う、スリリングで良質な“本格ミステリー”をお届けします。ぜひ、ご覧ください。

© 株式会社東京ニュース通信社