駅に飲食店…街がハリーポッター仕様 新施設16日オープン

練馬区のとしまえん跡地にできる映画「ハリーポッター」のテーマパークのオープンまであと2週間を切りました。施設の最寄駅がハリーポッター仕様に大胆にリニューアルされるなど、開業前に街はすでに盛り上がりを見せているようです。

6月16日に練馬区のとしまえん跡地に、映画ハリー・ポッターの体験型テーマパークがオープンします。開業を前に、街一帯はもう盛り上がりを見せています。都心から施設へのアクセス線となる西武線の池袋駅は「ハリーポッター」仕様にリニューアルしました。

記者:「こちら西武線池袋駅の豊島園駅行きのホームです。壁や柱がレンガ調になっていて、施設に行く前からハリーポッターの世界観を味わうことできるうえ、ラッピングされた電車でさらに気分が高まります」

ホームは、映画にも登場するイギリスのキングス・クロス駅がモチーフとなっていて、魔法にかかっているかのように逆回転する時計も設置されています。そして施設の最寄り駅となる西武線・豊島園駅も、ホームの柱などが赤く塗装され、映画の世界観を忠実に再現。また駅舎にはプロジェクションマッピングで、魔法の世界と四季を連想させる映像が流れ、訪れた人をハリーポッターのテーマパークへと誘います。

そして、施設のオープンを前に駅だけでなく、地元の人たちもすでに盛り上がっています。

地元の人:「わくわくしてます」「楽しみにしている。小さい時から見ていたので、子どもも一緒に見れて親子で見れて楽しいと思う」「これを機に街が活性化してくれたらいい」「開業に向けて街の皆さんが準備していると聞いて、相乗効果で盛り上がっていくのって、私も近くに住んでいるので街が盛り上がっていくのはうれしい」

期待の声は地元の飲食店でも…

志村会長:「早くオープンしてほしいのと、今はプレオープンして、それでもお客さんがけっこう来てくれている状態なので、すごく楽しみで仕方ない」

こちらのコーヒーショップでは施設のオープンに合わせ、「魔法の闘い」をイメージしたドリンクを考案。他にも近くの13の飲食店が、それぞれ魔法にちなんだオリジナル商品の提供を始めました。商店会の会長も務める志村さんは、街全体でムードを盛り上げ、訪れた人に楽しんでほしいと意気込んでいます。

志村さん:「ずっと魔法の街として楽しんでもらえる街で、皆さん来てくれたらあそこのお店がいい、ここのお店がいいと外も回遊してもらって、ぜひ楽しんでもらえる練馬になってもらえればいいと思っている」

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