国民民主党・前原誠司衆院議員が語る都ファとの合流?希望の党との合流も振り返る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年6月8日に公開された動画ではゲストに国民民主党衆院議員の前原誠司氏をお招きし、都民ファーストの会との合流について語っていただきました。

前原氏の決断を後押しした重鎮とは?

【このトピックのポイント】
・前原氏と小池氏が初めてあったのは1992年の参院選
・小沢一郎氏の一言で前原氏は希望の党との合流に自信を持った
・野党が政権を取るためには「敵の敵は味方」と知り協力することが重要

前原氏のプロフィールは以下の通りです。

政界イチの鉄道オタクとして知られる前原氏は野球も好きとのこと。阪神タイガース一筋で「今年は気分がいい」とコメントしました。

無所属で出馬した初めての選挙での経験から、「歩いた数だけ票は出る」ということを実感し、当選10回を重ねた現在でも週に1回は街頭演説を行っているそうです。

今回は以下の質問からピックアップして前原氏に回答していただきました。

都ファと今後、合流は?

2022年の参院選で国民民主党と都ファを母体とするファーストの会は、合流を模索したもののいったん見送り、候補者を相互推薦しました。

合流に至らなかった背景には、国民の支援団体である連合との兼ね合いや、両党の意思、タイミングの問題などがあったようです。

MC鈴木邦和「前原さんと小池さんは本当に長いお付き合いですよね?」

前原氏「初めてお会いしたのは1992年」

前原氏は1992年の参院選で日本新党の支援に入り、京都を除く四国や近畿を選挙カーで回ったとのこと。選挙カーはスピーカーがかなり重く、前原氏は「坂になると上らなくなる」と当時のエピソードを語りました。

そのときに小池氏に挨拶したことがきっかけで1993年の衆院選では、小池氏は自身の選挙があるにも関わらず前原氏の選挙区まで応援に来たこともあったそうです。

その後、2017年にはそれぞれが代表を務める希望の党と民進党の合流もありました。当時一部のマスコミは前原氏が小池氏に騙されているとも報じていましたが、前原氏は「感謝こそすれ小池さんに騙されたということは全くない」と当時を振り返りました。

合流する前に前原氏は小沢一郎氏と会談。当時の都ファとの合流について話すと小沢氏は「俺もそれしかないと思う」と返し、前原氏は自信を強く持ったとのことです。

MC鈴木「その反応、意外だったんじゃないですか?」

前原氏「意外で嬉しかった」

ただ、結果として民進党は希望の党合流組、非合流組に分裂。その理由として解散総選挙のタイミング、そして両党いずれも候補者が多かったために調整がうまくいかなかったことなどを挙げました。

政局をコントロールすることの難しさを強く実感したという前原氏。今後野党が力を合わせていくにあたって「あの時の経験は今後にちゃんと生かしていかないといけないと思う」とコメントしました。

現在の野党の状況について、前原氏は「常に野党第一党というのは与党をひっくり返すことを考えないといけない」とコメント。立憲代表の泉氏に対して「泉代表も常にそう考えてもらいたい」と奮起を促しました。

今後、野党が政権を取るために必要なものを問うと前原氏は「敵の敵は味方だと認識すること」と即答。敵である自民党を倒すために協力することの重要性を改めて強調しました。

前原氏「私は非自民・非共産の協力が必要だと思うので、立憲・国民・維新でどういう協力ができるのかということは最後の最後まで模索したいなと思います」

動画本編はこちら!

民進党と希望の党の合流を後押しした重鎮の一言とは?

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