マイナカードに「サポートカー」 申請の出張支援に市が導入 自宅や施設などに出向き/岡山・津山市

岡山県津山市は、マイナンバーカードの普及啓発と申請支援などを行う「サポートカー」を1台導入した。病院や施設、企業、地域などへ出張するほか、外出困難な人へは1人からでも出張支援を行う。

サポートカーはマイナカードのロゴマーク「マイナちゃん」を主体に、津山城の桜吹雪と備中櫓(やぐら)を施した。サポート内容は▽マイナンバーカードの申請支援▽健康保険証機能のひも付け▽マイナポイント申し込み支援(9月末まで)。

同市のマイナンバーの交付率は4月末現在で72・5%。来年秋には健康保険証がマイナカードに切り替わることから、更なる交付率向上を目指している。

谷口圭三市長は定例記者会見で「介護や障害などにより、これまでマイナンバーカードを取得されていない方を中心に、お1人でも自宅や施設などへ出向き、申請サポートをする。ぜひご利用いただきたい」と述べた。

津山中央病院出張サポートは9日午後12時半から午後3時まで、川崎の津山中央健康管理センターで行う。

申し込みは、希望日の7日前までに電話で予約。市民窓口課(☎0868-32-2132)。

© 津山朝日新聞社