東京ディズニーリゾート（TDR、千葉県浦安市）を運営するオリエンタルランドは7日、短い待ち時間で人気アトラクションを利用できる期間限定サービス「40周年記念プライオリティパス」を今夏から導入すると発表した。14施設が対象。待ち時間を短縮することで40周年のイベントが行われているパークをより楽しんでもらう狙い。
同社によると、2020年2月末まで実施していた「ファストパス」と同様のサービス。夏休み期間に来園者数が増えることも見込み導入を決めた。
対象となるのは「プーさんのハニーハント」や「レイジングスピリッツ」など東京ディズニーランドと東京ディズニーシー合わせて14のアトラクションで、発券は無料。有料パスの「ディズニー・プレミアアクセス」の対象となっている施設は含まれない。
公式スマホアプリ内でのみ発券が可能。指定された時間に専用レーンから入場すると、通常よりも短い待ち時間でアトラクションを利用できる。サービス実施期間など詳細は今後発表する。
同社の担当者は「他の体験に費やせる時間が増えパーク滞在の幅が広がる。40周年のパークをより楽しんでもらいたい」としている。
