TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWが鈴鹿8耐のチーム体制を発表。4年ぶりの「SSTクラス優勝」を目指す/EWC

 6月9日、TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは『2023FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第44回大会』のチーム体制を発表した。

 全日本ロードレース選手権にも参戦している同チームは、2019年の鈴鹿8耐でSST(スーパーストック)クラスの優勝を果たし、翌2019-2020シーズン第2戦セパン8耐では、SSTクラスで最上位グリッドからクラス3位表彰台を獲得した。

 以降、EWCでの活動を広げて、2022年は第3戦鈴鹿8耐でクラス3位(総合17位)、初挑戦のボルドール24時間は28位で完走させた。

TONE RT SYNCEDGE4413 BMWが2022EWCボルドール24時間で走らせたBMW M1000RR

 そして今回は、2023年も鈴鹿8耐にはSSTクラスにエントリーして、星野知也、綿貫舞空、中冨伸一を起用することを発表した。

 また、吉田愛乃助がリザーブライダーを務め、高村嘉寿チーフメカニック、山下祐監督のもとクラス優勝を目指す。タイヤはダンロップ、マシンはBMW M1000RRとなる。

 鈴鹿8耐に加えて参戦を予定している最終戦のボルドール24時間についての体制は決定次第、改めて発表するという。

2023鈴鹿8耐合同テスト:星野知也(TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW)

■星野知也
「今年も鈴鹿8耐のライダーに中冨選手が加わって頂けた事を嬉しく思います。同じダンロップタイヤで常に走っている中冨選手には、昨年とても助けられ、ボルドール24時間でも素晴らしい仕事をして頂きました」

「昨年、私は怪我により8耐の決勝を走る事が出来ませんでしたが、今年はチームと中冨選手と協力してSSTクラス優勝目指して頑張りますので、応援宜しくお願い致します」

■綿貫舞空
「人生で初めて鈴鹿8耐に参戦します。憧れていた鈴鹿8耐にSSTクラス優勝チームでもあるTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWから参戦できる事を嬉しく思います! 普段のスプリントレースとは違い、耐久戦なのでチームからのオーダーに対し、自分に与えられた仕事をこなせるよう努力します。ライバルチームも多く見られますが、SSTクラス優勝を目指して頑張ります」

■中冨伸一
「今年もTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWから鈴鹿8耐に参戦させて頂く事になりました。昨年はクラス3位でしたが、今年はチーム一丸となりクラス優勝目指して頑張ります! 応援宜しくお願い致します」

■高村嘉寿チーフメカニック
「今年もベテランの中冨選手を迎えることができ、嬉しく思います。昨年同様に星野、今年から加入した綿貫、リザーブとして吉田を置く形で戦います」

「昨年は3位という結果になってしまいましたが、今年は2019年に優勝した時のようにしっかり準備を
して取り組みたいと思います。マシンも熟成されてきているので、楽しみでしかたがありません。皆さん、ご声援よろしくお願いいたします」

■山下祐チーム監督
「今年の鈴鹿8耐は星野と若手の綿貫に加えて、昨年同様、中冨伸一選手に加わっていただきました。星野は昨年の8耐で決勝を走れなかった悔しさを晴らし、2019年に続き勝つため。綿貫は初めての8耐を体感して自分のものとし、転倒続きの前半戦の流れを変えるため。そして中冨選手は昨年の8耐、ボルドールに続いて当チームからの出走となるため、さらに高みを目指して」

「この3名のライダーと共にチーム全員が全力で戦い、昨年たどり着けなかった『SSTクラス優勝』を
目指して頑張ります!!」

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