半目の岡田将生、ツインテールが愛らしい制服姿の清原果耶の姿も!『1秒先の彼』本編映像&新場面写真

チェン・ユーシュン監督による台湾アカデミー賞最多受賞作を、監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎の初タッグが、岡田将生と清原果耶をW主演でリメイクする『1秒先の彼』が、7月7日より公開される。このほど、本編映像と新場面写真がお披露目となった。

『1秒先の彼』は台湾アカデミー賞最多受賞作『1秒先の彼女』の日本版リメイク。男女のキャラクター設定を反転&舞台を日本・京都に移し、何をするにも人よりワンテンポ早いハジメ(岡田将生)とワンテンポ遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語。

本編映像では、ハジメとレイカの人物像が良く分かるものに。人より1秒早いハジメと1秒遅いレイカ。まったく違うふたりのこれまでの生い立ちが明かされる映像となっている。京都に生まれたハジメはいつも人より1テンポ早く、徒競走ではフライングスタート。テストでも誰よりも早く名前を書き問題を解き始めるが、成績はあまり良くない。記念写真を撮ると必ず目を瞑り、毎朝目覚まし時計が鳴るよりも前に目を覚ます。一方で、人より1秒遅いレイカは天橋立のある街・京都の宮津の生まれ。徒競走では遅れてスタート。テストでもゆっくり名前を書き始めるが、成績はあまり良くない。そんなレイカの趣味はカメラ。父親から譲り受けた古いカメラを大事に使っているが、動いているものを撮るのはどうも苦手。留年し続けて現在大学の7回生のレイカはカメラ屋、スーパーのアルバイトを掛け持ちし、学費を稼ぐ苦学生。スーパーで売れ残った総菜を持ち帰り食費を浮かせている。キャラクターが正反対で、一見交わることがないように見えるハジメとレイカが、今後どのように関わっていくことになるのか想像が楽しいキャラ設定となっている。

新場面写真も公開。記念写真で必ず目を瞑ってしまうハジメの中学生時代の写真は、岡田将生と山下敦弘監督が初めてタッグを組んだ『天然コケッコー』の劇中写真をあえて半目にアレンジして使用している。ハジメの幼少期を演じるのは、先日カンヌ国際映画祭脚本賞を獲得し話題の『怪物』で、メインキャラクターのひとりを演じ注目を集める柊木陽太。岡田と瓜二つな記念写真の写り方を披露している。そして普段は大人びた役を演じることが多い清原果耶の、ツインテールが愛らしい貴重な制服姿を切り取った写真も。どことなく地味さ漂うハジメとレイカの姿が可愛らしい写真の数々となっている。

『1秒先の彼』
2023年7月7日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:山下敦弘
脚本:宮藤官九郎
主題歌:「P.S.」幾田りら
出演:岡田将生 清原果耶 福室莉音 片山友希 しみけん 笑福亭笑瓶 松本妃代 伊勢志摩 柊木陽太 加藤柚凪 朝井大智 山内圭哉 羽野晶紀 加藤雅也 荒川良々
配給:ビターズ・エンド

【ストーリー】 郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかくワンテンポ早い。いつも相手から告白されるのに、「イケメンなのになんか残念」と言われては必ずフラれてしまうのだ。ある日街中で路上ミュージシャン・桜子のまっすぐな歌声に惹かれ、たちまち恋に落ちるハジメ。必死のアプローチで花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった…!?“消えた1日”の手がかりとなるのは、毎日郵便局にやってくるワンテンポ遅いレイカのようで…。

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