“逆送”のベトナム人技能実習生の母親(19)起訴 東広島市 赤ちゃん死体遺棄事件

東広島市で起きた男の子の赤ちゃんの死体遺棄事件で広島地検はベトナム人技能実習生の19歳の母親を起訴しました。

ベトナム人技能実習生の母親(19)は、実習先の寮で1月20日ごろに出産し直後に死亡した男の子の赤ちゃんの遺体を東広島市の空き地に掘った穴に埋めた「死体遺棄」の罪で起訴されました。

検察は認否を明らかにしていませんが母親は警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めていました。

母親(19)は広島家庭裁判所に送致されていましたが「遺体が無残な姿で発見されたことなどを踏まえると地域社会に与えた影響も見過ごせない」などと指摘。「日本語能力が著しく低く保護処分で更正を援助することは困難」など刑事処分が相当として地検に逆送する決定を出していました。

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