米人気歌手 意味不明な言葉を話し始め集中治療室へ 脳卒中の疑いも原因不明で療養中

『アメリカズ・ゴット・タレント』のシーズン5で優勝した歌手マイケル・グリム(44)が病院で集中治療を受けた後、安静状態にいることがわかった。健康が思わしくなく、エネルギーが枯渇しコンサートをやり遂げることができない状態がしばらく続いていたマイケルは、先月29日に入院、妻のルーシーは初め脳卒中を疑ったものの原因不明の病気だったようだ。

ルーシーはマイケルの状態を説明する動画をインスタグラムでシェア、歩くのも、頭を上げるのもやっとという状態だった時もあったそうで、こう話している。「何かおかしいと思い、彼を救急病棟に直行させました。脳卒中か何かだと思ったのですが、幸運なことにそうではありませんでした」

その後マイケルの血圧は急上昇し、意味不明な言葉を喋り始めたため、病院のスタッフらはICUに移動、人工呼吸器を付けて落ち着つかせ、現在は自分で呼吸できるようになっているという。

ルーシーは今月のラスベガスと来月4日のアリゾナで予定していたマイケルのコンサートを中止するも、8月の公演に関してはマイケルの回復を待ち、現在は保留中だそうだ。

寝たきり状態が続いているマイケルについて、ルーシーはこう続けている。「マイケルは意識を完全に戻さなくてはいけません。今はまだその状態にありません。1週間以上寝たきりですから、理学療法もやる必要があります」「現在は声が出せません。人工呼吸器をつけている間、声帯を修復し、全ての臓器を正常に戻し、筋肉も元通り機能させなければいけません。精神的にもこの状態から健康な状態に持っていく必要があります。もう少し時間がかかると思います」「状態は改善してきているのは、心強いです。ただ時間が必要なのです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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