プレミアリーグ2位になり、UEFAチャンピオンズリーグへの復帰を決めたアーセナル。
『football.london』によれば、ミケル・アルテタ監督は夏の補強を狙っているようで、こう断言したそう。
「(現状では)我々の望むようなレベルではない。
ELでも同じようにやるキャパシティがなかったので、これは進化の一部だ。
我々はこの旅のなかでいいステップと強いステップを踏んできたが、それを続けなければいけない。それは決して終わらないものでもある。我々はさらによくなりたい」
アーセナルは夏の移籍市場で忙しくなるようだ。
その一方、同紙では現在のチームにはアンタッチャブルな選手たちもいると指摘。17人いるアンタッチャブルのひとりとして、冨安健洋も名指しされている。
「ディフェンダー陣について。
昨季の4バックでスタメンだった選手たちは指揮官の今後のプランでも安泰と言える。
オレクサンデル・ジンチェンコは左SBを自分のものにしたし、ベン・ホワイトは右サイドで素晴らしかった。
ガブリエウ・マガリャイスは新契約を結んだし、ウィリアン・サリバもそれ(契約延長)に続くはずで、プレミアリーグ最高のCBコンビは継続されるはずだ。
ヤクブ・キヴィオルは試合数が増える来季は重要な選手になることだろう。1月にスペツィアからやってきたこのポーランド人はシーズン終盤に非常によかった。
アルテタはビッグゲームで冨安への信頼も示しており、この日本人DFのユーティリティ性は来季も非常に役立つだろう」
両サイドバックに加え、センターバックとしてもプレー可能な冨安は非常に有用な存在だとのこと。
なお、アンタッチャブル17人はこのような面子になるようだ。
GK:アーロン・ランズデイル、マット・ターナー
DF:ジンチェンコ、ホワイト、ガブリエウ、サリバ、キヴィオル、冨安
MF:マルティン・ウーデゴール、エミール・スミス・ロウ、ファビオ・ヴィエイラ
FW:ブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルチネッリ、ガブリエウ・ジェズス、レアンドロ・トロサール、エディ・エンケティア、リース・ネルソン
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MF陣ではグラニット・ジャカとトーマス・パーテイは、デクラン・ライスとモイセス・カイセドが加入した場合は退団しうると指摘。
リース・ネルソンは契約が今季限りで満了になるが、その延長交渉は最終段階にあるとしている。そのうえで、彼は控えとして有用な選手になりえるとのこと。