須磨海水浴場とアジュール舞子 7月13日に海開き 神戸市内5カ所目「BE KOBE」を設置

アジュール舞子に整備される「BE KOBE」モニュメントの完成イメージ図(神戸市提供)

 神戸市は9日、須磨海水浴場(同市須磨区)とアジュール舞子海水浴場(同市垂水区)を7月13日に海開きする、と発表した。アジュール舞子には、市内5カ所目となる「BE KOBE」のモニュメントを設置。須磨ではキッチンカーによる飲食の提供を実験的に行う。

 須磨では、酒の持ち込みや飲酒を禁止した「スマイルビーチエリア」をJR須磨駅側と海浜公園側の2カ所に設ける。無料のシャワーやロッカーもあり、海の家は5店出店する。昨シーズンの海水浴客は約10万人にとどまり、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだという。

 今年はキッチンカーで飲食を提供する社会実験を初実施する。東と中央、西の3エリアに計9区画用意し、1区画3日間営業可能。8月7~15日に行い、実施期間はエリアごとに異なる。今月21日まで事業者の応募を受け付けている。詳細は「スマイルビーチプロジェクト」のサイトを参照。

 アジュール舞子では昨夏、約23万人が訪れた。「BE KOBE」は管理事務所前に置かれ、明石海峡大橋を背景に写真撮影ができる。海開きまでに完成させる予定。

 5月上旬に市が水質を調査した結果、いずれも海水浴場としては適当な「B」と判定された。遊泳時間は全日午前9時半~午後5時。(金 旻革)

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