ヤマハ:ふたり揃ってダイレクトQ2進出逃す「分析と対策が必要だが、フィーリングはとても良い」/第6戦イタリアGP初日

 6月9日、2023年MotoGP第6戦イタリアGP MotoGPクラス初日のプラクティス1、2がムジェロ・サーキットで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのファビオ・クアルタラロは総合15番手、フランコ・モルビデリは総合16番手となった。

 3週間のショートブレイクを挟んで開催された今大会。初日の午前に行われたP1ではクアルタラロが2番手、モルビデリが7番手とトップ10入りを果たし、好調な走り出しを見せていた。

 しかし、P2では終盤に提示されたイエローフラッグの影響でタイムを更新する事ができず、クアルタラロが1分46秒304の16番手、モルビデリも1分46秒238と自己ベストを更新するも15番手となり、ともにダイレクトでのQ2進出を逃している。

■ファビオ・クアルタラロ(P1:2番手、P2:16番手)
「P2の前には何も変更していなかったから、なぜタイムを更新できなかったかを分析しなければならない。2回のアタックを行ったなかで、1回目はイエローフラッグがあり、また僕自身のミスも重なってしまった。2回目も同様にイエローフラッグとミスがあったんだ。だから明日に向けての対策が必要だ」

「自分のライディングスタイルをどのように変えればよいかを考え、明日は前進を目指してトライしていくよ。フィーリングはとても良く、ペースでは4番手か5番手、あるいは6番手くらいにいると思う。あともう少し改善したいところはフロントのフィーリングとリヤグリップ、おもにその2点だね」

■フランコ・モルビデリ(P1:7番手、P2:15番手)
「望んでいた位置より大きく後方へ離されてしまった。今日は真剣に、直接Q2に進出することを期待していたんだ。1分45秒8は達成可能な目標だったと思う。でもアタックに臨むタイミングが悪く、目標達成のために非常に重要なコンマ数秒を失ってしまった」

「決勝用セッティングでのペースはいつものように素晴らしく、興味深いものだけど、グリッドが遥か後方では、やはり難しい展開になってしまうだろう」

ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2023MotoGP第6戦イタリアGP 初日
フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2023MotoGP第6戦イタリアGP 初日
フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2023MotoGP第6戦イタリアGP 初日

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