キエーザが今夏の移籍を検討? 今季セリエAでの先発はわずか6試合

[写真:Getty Images]

ユベントスのイタリア代表MFフェデリコ・キエーザ(25)が今夏の移籍を検討しているようだ。

2020年夏にフィオレンティーナから加入して以来、チームのキーマンとして活躍してきたキエーザ。しかし、2022年1月に左ヒザ前十字じん帯損傷の重傷を負い、長期離脱を余儀なくされると、昨年11月に復帰を果たしたが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の戦術にフィットできず、セリエAでの先発は6試合にとどまった。

イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、キエーザはクラブでプロジェクトの中心にいないことを悟っており、今夏の移籍を検討しているとのことだ。財政難のユベントスもキエーザを非売品とはしておらず、3500~4500万ユーロ(52億~67億円)程度の移籍金で売却に応じる構えだという。

キエーザに対しては、バイエルン、リバプール、ニューカッスルが関心を示している模様。特にバイエルンはすでに獲得を打診中とも報じられている。

なお、ユベントスもキエーザ売却に備えており、後釜としてガラタサライのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(23)や、リーズ・ユナイテッドのイタリア代表FWウィルフレッド・ニョント(19)の代理人と接触しているようだ。

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