降格のリーズがクラブ買収で合意 新オーナーのもとでPL復帰を期す

[写真:Getty Images]

リーズ・ユナイテッドは9日、クラブ買収の取引合意を発表した。

「リーズ・ユナイテッドは『Aser Ventures』と『49ers Enterprises』の間でクラブ買収で合意に達した。双方は引き続き詳細を詰めており、近日中にさらなる最新情報を提供する。焦点はプレミアリーグへの早期復帰に変わりない」

イギリス『BBC』によると、2018年に15%の株式を取得し、2021年に44%を買い占めた『49ersエンタープライズ』がこのたび、アンドレア・ラドリッツァーニ会長が持つ残り56%を買収。額は1億7000万ポンド(約297億7000万円)だという。

2017年夏にラドリッツァーニ氏が会長の座に就いてから、マルセロ・ビエルサ氏を指揮官にプレミアリーグ昇格を果たしたリーズだが、今季は降格の憂き目に。再建が求められるなか、買収交渉が再開され、このたびの成立に至った模様だ。

ちなみに、この交渉は当初こそ4億ポンドの支払いが見込まれたが、チームの降格決定で価値が下がり、1億7000万ポンドで落ち着いたようだ。

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