宮川大輔&ザ・マミィ、栃木県で出会った絶品中国野菜を用いた『ガチ中華』を堪能

お笑いコンビ・ザ・マミィの林田洋平と酒井貴士が10日放送の『満天☆青空レストラン』に初出演。番組MCの宮川大輔とともに、栃木県栃木市で栽培されている中国野菜を生産する名人を訪問し、たっぷりの中国野菜を使った“ガチ中華”の数々を堪能した。

中国野菜『茎レタス/萵筍(ウオスン)』

中国山東省済南市出身の名人は、25年前にシステムエンジニアとして来日。日本のスーパーで販売されている中国野菜が少ないということに気づき、2016年に30品目以上を栽培する中国野菜専門の農場を設立。日本ではなかなかお目にかかれない希少な野菜の数々は、昨今の“ガチ中華”ブームの中で、一際注目を集めているという。

『茎レタス』を収穫した酒井貴士

まずは、中国では非常にポピュラーだが日本ではあまりない品種だという『茎レタス/莴笋(ウオスン)』の農場へ向かったザ・マミィの2人と宮川。通常のレタスとは全く異なるその姿に、酒井が「見たことない!」と驚きの声を上げ、収穫を体験。とれたての茎レタスの“茎”を生でいただくと、林田は「すごいみずみずしい!」と目を輝かせ、酒井はその味を「超みずみずしい枝豆みたい」と表現。宮川も食べてみると「ほんま、うま~! あま~! お野菜とフルーツの間くらい」と感動した様子。

『ささげ』の長さに驚く宮川大輔(右)と、ザ・マミィの林田洋平(左)と酒井貴士(中央)

続けて、中華料理でおなじみの野菜『空心菜』の農場を拝見。水を張って育てることで中央の空洞から水分を吸い上げ、シャキシャキ食感になるという。さらに、夏の中国で大人気の野菜『ささげ/豇豆(ジャンドゥ)』の農場へ。インゲン豆の仲間で、60cmほどに伸びたその見た目を「ちねったあごヒゲ」と例え、笑いを誘った酒井。宮川は「料理していただくのが楽しみですね」と期待の声を寄せた。

『茎レタスの炒め物』

その後さっそく3人は、個性豊かな中国野菜を使った“ガチ中華”のフルコースを堪能。1品目は『茎レタスの炒め物』。茎レタスの茎をひし型切りにし、みじん切りにしたニンニクをたっぷりの油で炒め、香りが立ったところでエビとキクラゲを加え、最後に茎レタスの葉と茎も加えてサッと炒めたシンプルな一品。酒井は「めっちゃうまい! ヤバい!」と絶叫し、林田も「おいしい~! シャキシャキして、みずみずしさも残ったまま」と笑顔を見せた。

『空芯菜のXO醬炒め』

2品目は『空心菜のXO醬(エックスオージャン)炒め』。硬いところがないか手でちぎりながら確認し、味が染み込みやすいように茎を縦に割いた空心菜を、ニンニク、パプリカの細切りと共にたっぷりの油で炒め、XO醬と水を加えて炒めたら完成。その見た目に「みんな引っ張られて、今日晩ご飯中華になってるんじゃない?」と興奮した様子の宮川は、一口食べて「うわ~うまい!」と感激。そして、ザ・マミィの2人がおかわりをお願いするシーンも。

『ささげの水餃子』

続いては、中国で高級調理師の資格を取ったシェフが振る舞う『ささげの水餃子』。下ゆでし細かく刻んだささげと、豚ひき肉、調味料、ショウガとネギを混ぜ合わせた餡(あん)を、手作りの皮で包んでゆで上げる。そのおいしさに3人とも「う~ん!」「おいしい!」と感嘆の声を漏らした。また酒井は、「ささげってこんなに食感いいんですね」とその初めての食感にも感動していた。

『鉄鍋』

最後に、薪でつかった大型の“鉄鍋”でたっぷりの油を熱し、ショウガとネギを炒め香りが立ったところに、鶏肉を入れ、調味料と水を投入。40分煮込んだところに、太めの春雨、ささげ、茎レタス、空心菜をたっぷり加え、とうもろこしの粉を練った餅を鉄鍋のヘリに貼り付けて焼くという、見た目も独特な中国の郷土料理『鉄鍋』も堪能。 “ガチ中華”を味わい尽くした宮川は「好吃(おいしい)」とコメントし、酒井は「ギャンブルやめて農園を開こうかな」と、すっかり中国野菜に魅了されたようだった。

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