欧州ナンバーワンを決めるUEFAチャンピオンズリーグ。
2000年代以降、決勝に進出するチームのユニフォームサプライヤーはadidas(アディダス)とNike(ナイキ)のほぼ2強状態。一方でいくつかの名門スポーツブランドは2000年前後を境にファイナルから姿を消した。
ここでは大会名がチャンピオンズリーグに改称後の決勝から、いつの間にか見なくなってしまった3つの名門ブランドと、その印象的なユニフォームをご紹介しよう。
Lotto × ミラン
ミラン 1994-95 Lotto カップ戦アウェイ ユニフォーム
選手:ズボニミール・ボバン
イタリアの名門Lotto(ロット)は93-94、94-95の2シーズン連続でミランとともに決勝を戦い、93-94シーズンはバルセロナを4-0で下して優勝。94-95シーズンはアヤックスに敗れ準優勝に。
Lottoはその後もCL出場チームを担当するが、決勝の舞台を戦ったユニは2002-03シーズンのユヴェントスが最後となっている。
Kappa × バルセロナ
バルセロナ 1993-94 Kappa カップ戦ホーム ユニフォーム
選手:フリスト・ストイチコフ
UEFAチャンピオンズリーグに改称後は、このシーズンのバルセロナがKappa(カッパ)にとって初のCL決勝となった。ユニフォームは国内リーグ用とはストライプの配し方が異なるカップ戦モデルを着用している。
Kappa × ユヴェントス
ユヴェントス 1995-96 Kappa アウェイ ユニフォーム
選手:ジャンルカ・ヴィアッリ
93-94シーズンでサポートしたバルセロナの次にKappaが決勝を戦ったのは、95-96シーズンのユヴェントス。ここから3季連続で「Kappa × ユヴェントス」はファイナリストとなるが、優勝したのは95-96シーズンのみだった。
ユーヴェのユニといえば白黒のビアンコネロだが、90年代CLとなると優勝ユニである青と黄のアウェイが印象深い。
Umbro × アヤックス
アヤックス 1994-95 Umbro アウェイ ユニフォーム
選手:フランク・ライカールト
英国の名門Umbro(アンブロ)もCL決勝を戦ったことのあるスポーツブランドだ。
90年代の3度のCLファイナルのうち2度でオランダの名門アヤックスを担当。94-95シーズン決勝ではダークカラーのアウェイキットを着てミランに勝利し、下馬評を覆してビッグイヤーを獲得している。
Umbro × マンチェスターU
マンチェスター・ユナイテッド 1997-2000 Umbro カップ戦ホーム ユニフォーム
選手:デヴィッド・ベッカム
90年代のUmbroといえばマンチェスター・ユナイテッドとの黄金コンビが有名だ。98-99シーズンのCL決勝でチームはバイエルン・ミュンヘンに劇的な逆転勝利でビッグイヤーを獲得した。
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Umbroにとっては大会名がチャンピオンズリーグに改称後、これが2度目の優勝。そして同時にこのユナイテッドが、現時点でUmbro最後のCL優勝チームとなっている。
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