【速報】ヴィッセル神戸、首位陥落 ロスタイムにミスから失点 C大阪に1-2

C大阪-神戸 後半、神戸の山口がゴールを決め、1-1と追い付く=大阪市、ヨドコウ桜スタジアム(撮影・斎藤雅志)

 明治安田J1リーグ第17節第1日の10日、ヴィッセル神戸は敵地ヨドコウ桜スタジアム(大阪市)でセレッソ大阪と対戦し、1-2で敗れた。第2節から首位を保っていた神戸は1試合消化が少ない中、暫定で2位に後退した。勝ち点3差で首位に立ったのは横浜F・マリノス。

 7月1日の札幌戦限りでの退団を表明している元スペイン代表MFイニエスタはベンチ外。足を痛めていたDF酒井は4試合ぶりに先発した。

 神戸は前半10分、決定機を迎えた。MF山口がペナルティーエリア右から折り返したボールを、MF井出が右足でボレーシュート。だが、ゴール上へと外れた。同21分にはC大阪の元日本代表MF香川が中央から頭で押し込むも、GK前川がはじいて好セーブした。

 後半5分、C大阪のFWクルークスにクロスから頭で押し込まれ、先制点を奪われた。だが同6分に神戸が追い付く。右サイドのMF佐々木からFW大迫を経て、FW武藤が中央右寄りをドリブルで前進。ゴール前でボールを受けたMF山口が、ターンしながら同点ゴールを決めた。

 同15分、初瀬の右CKから佐々木がヘディングシュート。ゴールネットを揺らしたが、オフサイドと判定された。

 神戸は、後半ロスタイムに勝ち越しを許した。GK前川が高い位置に上がり、空いていたゴールをC大阪のFW北野に陥れられた。

 この日のチケットは完売し、2万2542人が観戦した。

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