争奪戦優位に進められるか? モウリーニョがティーレマンス獲得へ直接コンタクト

モウリーニョ(当時ユナイテッド指揮官)とティーレマンス(当時アンデルレヒト在籍)[写真:Getty Images]

ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、レスター・シティを退団しフリーとなるベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス(26)獲得へ直接説得に乗り出したようだ。

来シーズンのローマ残留が決定的となったモウリーニョ監督は、今夏の補強にも関与しており、先日には去就が不透明となっていたイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィとの契約延長をクラブにリクエスト。

現在はファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱え、乏しい資金を効果的に市場に投下すべく、アルジェリア代表MFフセム・アワール、フランス人DFエヴァン・エンディカに続くフリートランスファーでの補強に動く。

そういった中、ギニア代表MFマディ・カマラ、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムのレンタルバックで補強の必要性がある中盤の補強として、プレミアリーグやガラタラサイなど複数のクラブが関心を寄せるベルギー代表MF獲得に着手。

イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』によると、前述の金銭的な理由でライバルに比べて有利な条件を掲示できないジャッロロッシは、モウリーニョ監督がティーレマンスを口説き落とすために直接連絡を行ったという。

現時点でその説得がうまくいったかは不明だが、クラブは“人たらし”としても知られるポルトガル人指揮官がタフな交渉において違いを生むことを期待しているという。

© 株式会社シーソーゲーム