「だが、情熱はある」惨めな思いを笑いに変えて…たりないふたりの快進撃が始まる

オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の2人の半生を描く、実話に基づいた感動の新日曜ドラマ「だが、情熱はある」(全12話)。いよいよ第10話が放送になる。オードリーの若林正恭役を髙橋海人(King&Prince)、南海キャンディーズの山里亮太役を森本慎太郎(SixTONES)が演じる。

今夜放送の第10話では、2009年、前年のM-1グランプリで準優勝を果たしたオードリー・若林(髙橋海人)と春日(戸塚純貴)は、すっかり有名人の仲間入り。毎日のようにテレビ局で芸能人に会い、楽屋に行けば弁当が何種類も用意されている。現場から現場へ大忙しで、移動中もネタ合わせ。「俺ら漫才師じゃん」と悦に入る若林は、売れたことで家族への後ろめたい気持ちもなくなり、苦手だった父・徳義(光石研)との会話も楽しめるようになってきたのも束の間、だんだんと世間の注目が春日のキャラに集中していき、若林は不安を抱き始める…。仕事はもっぱら春日の住むアパート『むつみ荘』のロケばかりになり、春日の節約生活をいじる企画の繰り返し。

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このままじゃすぐに飽きられてしまいそうなのに、スタッフもファンも春日にしか興味がなく、若林は蚊帳の外。仕事が増えたら幸せになれると思っていたのに、ちっとも楽しくない…。もどかしい思いを募らせる若林は、顔見知りのプロデューサー・島(薬師丸ひろ子)から居酒屋に呼ばれて…。

オードリーが躍進を遂げる裏で、南海キャンディーズ・山里(森本慎太郎)は相変わらず広がり続けるしずちゃん(富田望生)との格差に卑屈になっていた。しずちゃんにはドラマやCMのオファーが舞い込むのに、自分に来る仕事は朝の情報番組『スッキリ』のクイズコーナーの進行役…しかも声だけの出演。「自分に向いてる仕事をやればいい」とマネージャー・高山(坂井真紀)に言われて始めてみたけれど、クイズの中で旬の芸人やしずちゃんの活躍を紹介するのは、やっぱり悔しい。どうしようもうない憤りを抱える山里も、島に呼ばれ…。

かくして居酒屋にやって来た若林と山里。初めて顔を合わせる2人は、面白くないヤツだと思われたくない…と勝手な被害妄想を膨らませて目を合わせようともしない。才能はあるのに、何かが足りてない2人…そんな若林と山里に島が運命の一言を告げる、「やるよ、2人の番組」――。

世間になじめず、自意識過剰…似た者同士の2人がついにユニット結成!コンプレックスをネタにして、惨めな思いを笑いに変えて…たりないふたりの快進撃が始まる!

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◆「だが、情熱はある」
毎週日曜よる10時30分 放送 全12話
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