カブス・ヘンドリックス ノーヒッター逃すも8回無失点で初勝利

【カブス4-0ジャイアンツ】@オラクル・パーク

カブスはマット・マービスとクリストファー・モレルの本塁打などで5回までに4点をリード。先発のカイル・ヘンドリックスが8回裏二死までジャイアンツ打線を無安打に封じる快投を見せ、明日の最終戦を残して敵地でのジャイアンツ3連戦の勝ち越しを決めた。快投を披露したヘンドリックスは今季5度目の先発登板で初勝利(2敗)をマーク。ジャイアンツはオープナーのジョン・ブレビアが2回パーフェクトの好投を見せたが、2番手のジェイコブ・ジュニスが2回2/3を投げて5安打4失点と役割を果たせず、3敗目(3勝)を喫した。

3回表にマービスの3号ソロで先制したカブスは、4回表にモレルが10号ソロを放ち、2点をリード。5回表にはモレルに2点タイムリーが飛び出し、リードを4点に広げた。カブス先発のヘンドリックスは2回裏に四球で走者を1人出したものの、持ち前の打たせて取るピッチングで8回裏二死までノーヒッターを継続。ミッチ・ハニガーに二塁打を許し、快挙達成こそ逃したが、7回2/3を1人の投手が無安打に封じるのは今季メジャー最長だった。結局、ヘンドリックスは8回94球で1安打無失点の快投。最終回は2番手のジュリアン・メリーウェザーが締めくくった。

カブスの鈴木誠也はスタメンを外れてベンチスタートとなり、最後まで出場機会がなかった。デービッド・ロス監督によると、鈴木は「いくつかの小さなこと」に対処しており、「息抜き」のためにスタメンから外したという。代打での出場は可能な状態だったとみられ、大きな故障というわけではなさそうだ。

The post カブス・ヘンドリックス ノーヒッター逃すも8回無失点で初勝利 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.