北陸・東北南部と北部で梅雨入り 梅雨のない北海道以外は各地で本格的な雨の季節に

 きょう11日(日)午前、気象庁は北陸、東北南部と北部が梅雨入りしたとみられると発表した。北陸と東北南部はほぼ平年並みで、東北北部では平年より4日早い梅雨入りとなった。これで、梅雨がない北海道を除くすべての地方で、梅雨入りしたことになる。

 北陸や東北は、きょう11日(日)夜にかけて雨が降ったりやんだりの見通し。あす12日(月)からあさって13日(火)にかけても曇りや雨となり、週明けも雨具が手放せないだろう。
 14日(水)以降は梅雨の晴れ間となり、最高気温は25℃以上の夏日が続きそう。次の週末は福島や山形などで30℃以上の真夏日が予想され、暑さが厳しくなりそうだ。日差しの少ない日も湿度が高く蒸し暑いため、熱中症に気をつけたい。

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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