AZ菅原由勢が守田英正のスポルティング移籍か? 右SBが補強ポイントで強い関心、移籍金は12億円程度に

[写真:Getty Images]

AZの日本代表DF菅原由勢(22)が、日本人とチームメイトになる可能性があるようだ。

名古屋グランパスの下部組織出身の菅原は、2019年7月にAZへとレンタル移籍。2020年7月に完全移籍に切り替わった。

ここまで4シーズンを過ごし、右サイドバックだけでなく、右ウイングとしてもプレー。公式戦156試合で10ゴール20アシストを記録している。

今シーズンもエールディビジでは31試合に出場し3ゴール8アシスト。準決勝まで勝ち進んだヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)でも全12試合に出場し1ゴール2アシストを記録していた。

AZの主軸として経験を積んだ菅原に対し、ポルトガル『O Jogo』によればスポルティングCPが獲得リストに載せているとのこと。獲得に動いているという。

日本代表MF守田英正も所属するスポルティング。サイドバックの補強を目指している中で、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのガーナ代表DFタリク・ランプティ(22)に関心を持っていた。

しかし、ブライトンに移籍させる気がなく、移籍金が高額になるため、代役を求めることに。そのターゲットが菅原となったという。

菅原の移籍金に関しては800万ユーロ(約12億円)の金額が設定されているとのこと。ランプティよりは安価に獲得ができ、実際にECLでのプレーを見て感銘を受けているとのこと。さらに、守田以上に英語が流暢なことから、チームへのフィットも問題ないと見られているという。

菅原自身も環境を変えたいと考えているとされ、AZとの交渉は続くとのこと。いずれにしても、高い関心を寄せていることは間違いなさそうだ。

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