奄美の水産業がブックレットに 鹿大島嶼研=研究成果を地域に還元

鹿児島大学国際島嶼(とうしょ)教育研究センターはこのほど、「奄美群島の水産業の現状と未来」と「鹿児島県薩摩川内甑列島の自然と地質学的魅力」と題したブックレット(小冊子)2冊を発行した。

ブックレットを手に取りPRする鹿大の山本宗立准教授(右)と吉川晟弘特任研究員=6月5日、奄美市名瀬の鹿大奄美分室

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ブックレットは同センターに関わる研究者の研究成果を地元に分かりやすく還元することを目的に、2015年から毎年発行。通算21冊目と22冊目になった。

奄美分室の山本宗立准教授は発行した2冊について、「奄美の水産業の課題を地元の方々に考えてもらう一助となれば」「甑列島は恐竜化石が発見されるなど、世界的にも地質学的に珍しい場所。ぜひ一読を」とPRした。

定価は「奄美群島の水産業の現状と未来」が900円(税抜き)、「鹿児島県薩摩川内甑列島の自然と地質学的魅力」が700円(同)。

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