西村優菜は2度の“アンプレ”も2アンダー「賢く回れた」

最後はボギーで納得と反省の一日に(撮影/中野義昌)

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシックby Acer 2日目(10日)◇シービュー ベイコース (ニュージャージー州)◇6190yd(パー71)

西村優菜は第2ラウンドを5バーディ、3ボギーの「69」でプレー。53位から通算2アンダー36位に順位を上げて3日間大会の決勝ラウンドを迎える。

「アンダーじゃないと厳しいかな…」とカットラインを気にしながらの午後スタート。前半2番、3番(パー5)と2連続バーディが先行した。4番でスコアを落としても、5番のバーディでバウンスバック。流れを崩さないように回っていた。

ブッシュに入った18番でこの日2度目のアンプレヤブル(撮影/中野義昌)

60台のスコアに「賢く回れたかな」と納得する一方、ティショットを曲げた2ホールに悔しさをかみしめる。左サイドの茂みに入れた6番、右のブッシュに打ち込んだ18番(パー5)ともアンプレヤブルで処理してボギーとなった。「『ダブルボギーにしないように』と考えてやっていたので、よくボギーで耐えられたなとは思うけど、最後の18番はバーディが獲れるホール。反省点ではある」と表情を引き締める。

4月「DIOインプラントLAオープン」以降、帰国してスポット参戦した5月の日本ツアー「ブリヂストンレディス」を含めて8試合連続での予選通過。「ここはパー71だから実質2アンダーで60台になる。あしたは3アンダー以上を目標に頑張りたいです」。ショットもパッティングも、初日より好感触をつかめている。あとはひとつでも順位を上げることに専念するだけだ。(ニュージャージー州ギャロウェイ/石井操)

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