「岡山の玄関口」きれいに 岡山西RCと大学生らが清掃

桃太郎像を水拭きする参加者

 岡山西ロータリークラブ(坂口幸吉会長)は11日、JR岡山駅周辺で桃太郎像の拭き掃除やごみ拾いを行い、「岡山の玄関口」の美化に努めた。

 同クラブは1971年に東口広場に桃太郎像を寄贈し、駅周辺の清掃は2002年から取り組んでいる。11日は会員や岡山理科大生、関西高生の計約50人が参加した。

 桃太郎像は丁寧に水拭きし、犬、サル、キジの像も磨いた。近くの噴水では水中のごみを回収。周辺の広場や西口付近でもペットボトルや空き缶、菓子の包装を集めた。

 同大3年の男子学生(20)は「岡山駅は多くの人が使う場所。利用者がきれいな駅を見て、良い気分になってくれるとうれしい」と話していた。

噴水のごみを拾う参加者

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