無意識に…“夫の年収”をどんどん下げる妻の特徴5つ

結婚してから夫の年収がどんどん下がってしまう夫婦は、妻に原因がある場合も多くあります。言葉では「夫に出世してもらいたい」「夫の仕事を応援している」と言っていても、生活の送り方に原因があることも多いのです。

そこで、夫の年収を下げてしまう妻の傾向をまとめました。

1・夫が自分の思い通りに動かないと不機嫌になる

夫を自分の思い通りに動かしたがる妻がいると、夫の精神的負担が大きく、日常生活にストレスを抱きやすくなります。

こういった夫の多くは面倒ごとを避けたいという心理から家庭生活での喧嘩や口論を減らしたいと考え、常に妻の顔色をうかがって生活をするようになりやすく、仕事よりも妻の機嫌をとることに気が向きがちに。

そうなると、夫が自由に物事を考えたり行動したりしにくい環境ができてしまって、だんだんと仕事に向き合うパワーも減っていきます。当然ながらその結果として、年収にも影響が出てきます。

妻が内心では夫を意のままに動かしたいと思ったとしても、口に出す前にひと呼吸置くようにすると、夫が萎縮する環境を避けやすくなるでしょう。

2・ネガティブ発言が多い

「どうせダメでしょ」「絶対にうまくいかない」「不安しかない」などネガティブな発言が多い妻と暮らす夫にも、仕事への悪影響が出ます。

夫婦は一緒に生活をしていくことで感覚や考え方が似てくるだけでなく、相手の影響も受けやすい関係です。最も身近な他人である妻がネガティブ思考だと、夫はどうしても妻の思考に引きずられます。自分でも気づかないうちに、やる気も削がれてしまうでしょう。

結婚をしたことで「守り」に入ってしまう妻ほどリスクヘッジを優先したがるのですが、ネガティブ発言で夫を制するのではなく、前向きなアドバイスを口にするように気をつけるだけでも、夫の受け取り方は大きく変わります。

3・家庭内ルールが多い

「深夜22時までには必ず帰宅する」「週に3回は家族で夕食をとる」「月に1回は家族で出かける」など家庭内のルールを増やす妻がいる夫も、年収に悪影響が及びやすい傾向があります。

家庭内のルールが多いということは、それだけ夫の自由が制約されるということ。平穏な家庭生活のためにはルールが役立っても、夫の自由な行動が狭まることから外での交友関係にも影響が及びます。

夫の年収を上げるには、夫が周囲にいる人たちと良好な交友関係を維持する必要もあるため、周囲からの「あいつは仕事よりも家庭」といったイメージが強くなるだけで、仕事のチャンスを逃す場合も少なくありません。

家庭内ルールは、そのときの状況に応じて柔軟に見直すのがベストです。一度決めたルールに執着せずに常に優先順位を見直すようにして、夫が本来なら外での人間関係構築に使いたい時間をルールのせいで縛っていないかどうかチェックするといいでしょう。

4・夫は妻に尽くして当然だと強く思っている

「夫婦なのだから、夫は妻に尽くして当たり前」「夫たるもの妻に尽くしてこその存在」などと、過剰に夫から尽くされることを望む妻がいる夫も、妻の価値観のせいで萎縮しやすく、仕事にも悪い影響が出ます。

確かに“妻に尽くす夫”は多くの女性にとって理想ではありますが、精神的・経済的な余裕があってこそ夫は妻に尽くせるという面もあります。

「もっと尽くして!」と要求ばかりの妻がそばにいると夫の負担が物理的にも増してしまい、仕事に没頭できない環境になりやすいばかりか、どんどん疲弊していく理由にもなりかねません。

妻が夫に尽くすよう望むのは自然な感情ではあるものの、過剰に求めすぎていないかどうか冷静に振り返ってみて、もしも心当たりがあるならば夫の負担にならない程度に抑えるといいでしょう。

5・生活スタイルを頻繁に変える

どの家庭にも独特の“生活スタイル”がありますが、妻の気分や意向によって家庭内の生活時間やインテリア、食生活などが頻繁に変わると、夫が家庭に安らぎを感じにくくなる傾向もあります。

本来、自宅は心を落ち着かせてリラックスし、翌日からの仕事に向けて英気を養うべき場所です。しかし妻が夫の要望を無視して生活スタイルをころころと変える人だと、なかなか心や体を完全に休めることができずに、だんだんとストレスが蓄積されていきます。

夫も妻も好むスタイルに夫婦揃って変えていくのであれば前向きな話ですが、妻の好みだけで頻繁に生活スタイルを変えているようであれば、ときには夫の希望を聞き入れていく姿勢が大切です。

夫の年収が上がらない、夫の年収が下がっていくと感じたときには、その原因が家庭内にある場合も少なくありません。しかし原因の一端が自分にあるとは思わずに、夫を責めてばかりで、さらには夫の甲斐性のなさを嘆く女性も多くいます。

夫が働きやすい環境を意識的に整えるだけでも、仕事への好影響へとつながり、収入にも良い影響が及びやすくなるはずです。

(ハピママ*/ J・のぞみ)

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