ロレックス GMTマスターⅡ ダイヤモンド「ひとつのゴール」【今週の逸本 Vol.202】

フォーマルからインフォーマルまで、自身のこだわりを移す鏡として選ばれる腕時計の数々。ここではブランド腕時計専門店・MOON PHASE(ムーンフェイズ)が最新モデルからアンティークまで、見る者の感性を刺激する1本をセレクト。今回は、カタログに掲載されないロレックスのシークレットモデル『GMTマスターⅡ ダイヤモンド』をご紹介しよう。

ROLEX
世界でもっともポピュラーな腕時計ブランド・ROLEX(ロレックス)。高級時計の代名詞といっても過言ではないが、その歴史は1905年の創業から100年余りと意外と短い。その間の偉業は数知れないが、高い防水性を実現した「オイスターケース」、自動巻ローター「パーペチュアル」の技術は、新興ブランドであったROLEXを不動の地位に押し上げた。

超弩級のハイジュエリーウォッチ

腕時計に求めるものは人それぞれ。ブランドヒストリーに惹かれる方もいれば、デザインに一目惚れする方もいる。どこをゴールとするかは本人次第だが、あえてひとつのゴールを示すとすればこれほど分かりやすいものはないだろう。

今回ご紹介する1本は、ロレックスがVIP向けに作ったシークレットモデル『 GMTマスターⅡ ダイヤモンド』だ。

GMTマスターII ダイヤモンド

「シークレットモデル」とは、ブランドが抱える特別なお客様向けに展開しているモデルのこと。それら製品はカタログには一切載らず、市場に出ることはほとんどない。一般的な限定モデルと比べても数が少なく大変貴重なものだ。

テレビや雑誌で、ハリウッドスターや超大物ラッパーがド派手なロレックスを着用していたりするが、まさにそれが本モデルといったところ。ある意味これはロレックスの中でもゴールであり、いつかは着けてみたいと思う方もいるのではないだろうか?

本モデルのベースはロレックス・プロフェッショナルコレクションの「GMTマスターⅡ」。24時間針と2色に色分けされた回転ベゼルによって、2つのタイムゾーンを同時表示できる機能を持ったコレクションである。

機能自体は本モデルも同一のものだが、それらを飾るものがとにかく豪華!
ベゼルの2色を表現しているのはサファイヤとルビー。1時間毎の位置にはバケットダイヤが埋め込まれ、12時位置には加工の難しい三角形のダイヤモンドを配置。

ベゼルの上半分はサファイヤ
ベゼルの下半分はルビー

ラグとリューズガードも抜け目なく、細かいダイヤモンドがびっしりと敷き詰められている。

ブレスレット3連のオイスターブレスレット仕様

本モデルのブレスレットは“通常タイプ”のオイスターブレスレットで中央がミラーになっている。“通常タイプ”とあえて書いたのは、実はこの部分がダイヤモンドのモデルがあるからだ。

欲しい!と思っていても、よほどの富裕層でない限り手が出せない金額の1本。我こそは!という方はぜひお店で現物を手にしていただきたい。モデルとしても貴重なものなので、一見の価値ありである。

ROLEX
GMTマスターⅡ ダイヤモンド
品番:116758SARU
素材:イエローゴールド
サイズ:縦40㎜×横40㎜
防水:100M防水
ムーブメント:自動巻き
文字盤:ダイヤモンド
販売価格:23,800,000円(税込)※USED
【付属品】
国際サービス保証書(2022年10月)、メーカー修理明細書コピー、簡易ボックス等が付属
※価格は2023年6月現在のMOON PHASE銀座店・販売価格です。

MOON PHASE 〜STAFF VOICE〜

世界の名だたるセレブが着けるような1本が、この『GMTマスターⅡ ダイヤモンド』です。日本国内にはほとんどなく、限定モデルではないものの、並の限定品より数は少ないという大変貴重な一品です。

ハイラグジュアリーウォッチとはまさにこれのこと。ロレックスコレクションのひとつのゴールとして、ぜひあなたの腕にいかがでしょうか?

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