パイレーツがメッツ3連戦に勝ち越し マカッチェン2000安打達成

【メッツ1-2パイレーツ】@PNCパーク

パイレーツはジェフ・マクニールの3号ソロで先制された直後の4回裏にジャック・スウィンスキーの13号ソロとトゥクピタ・マルカーノのタイムリーで2点を奪い、逆転に成功。2対1でメッツとの接戦を制し、3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。パイレーツ先発のミッチ・ケラーは7回2安打1失点の好投で8勝目(2敗)をマーク。3番手のデービッド・ベッドナーが14セーブ目を挙げ、メッツ先発のカルロス・カラスコは5回途中6安打2失点で降板して3敗目(2勝)を喫した。

パイレーツが本拠地PNCパークでメッツ3連戦の勝ち越しを決めた試合でかつてのMVP、アンドリュー・マカッチェンが通算2000安打のマイルストーンに到達した。3連戦の初戦で通算1999安打目を放ったマカッチェンは、前日の試合でノーヒット。今日は「1番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席で放ったレフトへのヒットが節目の一打となった。MLBの公式記録を扱うエライアス社によると、通算2000安打は史上291人目の快挙。現役ではミゲル・カブレラ、ネルソン・クルーズ、ジョーイ・ボットー、エルビス・アンドルスに次いで5人目である。

マカッチェンはキャリアをスタートしたばかりのころ、3000安打に到達できると考えていた時期もあったという。徐々に「40代でプレーし続けない限り3000安打は無理」ということに気付き始めたが、2000安打を目指して1本ずつ安打を積み重ねてきた。本拠地PNCパークの観衆はマイルストーンに到達したマカッチェンに大歓声を送り、球審のダン・マーゼルもピッチクロックのルールを適用せず、マカッチェンに時間を与えた。古巣復帰のシーズンに本拠地で通算2000安打を達成できたのは、長年頑張ってきたことへのご褒美だったのかもしれない。

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