海を守る『スポギョミ!』隊 副隊長井上咲楽と91名の参加者が合計145.52kgのごみ拾い

ユニクロが、6月11日(日)に福岡県・新宮海岸で、井上咲楽をゲストに招いて、世界環境デーを皮切りに開催しているプロジェクト「JOIN: THE POWER OF CLOTHING」の特別イベント第2回『スポギョミ!』を開催した。

「JOIN: THE POWER OF CLOTHING」は、「服のチカラ」をサステナビリティアクションにつなげるお客様参加型のプロジェクトだ。2023年夏は、東京海洋大学客員教授で魚類学者のさかなクン協力の下、国内4カ所で『スポギョミ!』 イベントを実施している。

第2回となる今回は、町民や福岡市近郊からの海水浴利用者で賑わい、砂浜や松原の美しい景観を楽しめる散策コースとしても親しまれている一方、近年プラスチックごみやレジャー利用で発生したごみが多数確認され深刻な問題となっている、福岡県・新宮海岸で、スポGOMI経験者でもあり『スポギョミ!』副隊長タレントの井上咲楽が、一般応募で集まった全35チーム、総勢91名の参加者とともに、制限時間40分で新宮海岸で拾ったごみの量と質でポイントを競った。

地域を代表して新宮町町長の桐島光昭さんからは、「新宮海岸はきれいな白い砂浜と松の葉っぱが青松を彩っている海岸ですが、毎年毎月ごみ拾いを実施してもごみがなくなることがありません。競技という形で楽しみながらごみ拾いに取り組んでほしいです」と挨拶をした。ユニフォームのTシャツにサンダルという夏らしい姿で元気よく登場した井上は、「先日荒川の河川敷でも『スポギョミ!』に取り組んできましたが、前回は参加者の皆さんと『見つけた!』と声を掛け合って楽しみながらも達成感がありました。今日も『スポギョミ!』隊の副隊長として、みなさんと一緒に頑張ってごみをたくさん集めたいと思います!」と意気込んだ。

競技前には、東京海洋大学客員教授で魚類学者であり、2023年夏の「JOIN: THE POWER OF CLOTHING」特別スポGOMIの『スポギョミ!』隊長のさかなクンが登場する映像特別講義を受講し、参加者のみなさんと一緒に海洋ごみ問題への理解を深めました。ハイテンションな解説で新宮海岸近郊の海洋環境や、プラスチックごみ問題に関する講義を聞いて、井上は「周りから『さかなクンかわいい』、『ギョギョ』ってワードも混ざりながらだったので、みなさんと楽しく講義を聞くことができました。深刻で難しい問題でも、さかなクンのポップな解説で、海洋ごみについてよく理解することができました」とコメントした。

その後、恒例の「ギョミ拾いは、スポーツだ!」の掛け声を合図に、競技がスタート。歩きにくい砂の足場のなか、参加者はチーム毎で作戦を立てながら、頭と身体を使ってより多くのごみを集められるよう、制限時間ぎりぎりまでごみを拾った。

今回、制限時間40分間で集まったごみの総量は、145.52kg。1位に選ばれた地元の女子高生2人組のチームは、ポイントの配分が高いペットボトルを中心に、5.5kgのごみを拾って合計2,507ポイントのごみを集めた。

参加者の方々と一緒に『スポギョミ!』に挑戦した井上は「今回もみなさんと一緒にたくさんごみが拾えてとても楽しかったです。漁網が意外とたくさん砂の中に埋まっていて驚いたことと、重かったんですが、拾いながら『ごみが埋まっているな』、『拾いにくいな』といった大変さの経験を通じて、ごみ問題についての意識を高めていきたいです」とコメントした。イベントの最後には表彰式が行われ、上位3チームには「JOIN: THE POWER OF CLOTHING」キャンペーンの対象アイテムであるドラえもんサステナモードのTシャツやポケッタブルバッグなどが景品としてプレゼントされた。

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