「ピースウイング広島」と命名 新サッカースタジアム

広島市役所で行われた契約締結式で記念撮影する松井一実市長(右)とエディオンの久保允誉会長兼社長=12日午前

 広島市中心部で建設中のサッカースタジアムの命名権を家電量販大手エディオンが取得し、市との契約締結式で12日、名称を「エディオンピースウイング広島」と発表した。使用期間は2024年2月の開業から34年1月末までの10年間で、命名権料は年1億円。

 スタジアムは、サッカーJ1サンフレッチェ広島の新たな本拠地となる。エディオンの久保允誉会長兼社長は名称について「恒久平和を願い、平和の翼とした。平和を発信できるスタジアムとして、イベントを通じながら広く伝えていきたい」と話した。松井一実市長は「多くの人に親しんでほしい」と語った。

広島市の新サッカースタジアムのイメージ(同市提供)

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