宮崎謙介氏 維新・馬場代表の「立憲民主党をたたき潰す」発言を大歓迎 「日本の政治にとって明るい兆しが見えてきた」

元衆議院議員の宮崎謙介氏(42)が11日、日本維新の会の馬場伸幸代表(58)が7日の同党会合で、次期衆院選に関して「立憲民主党をまず、たたき潰す。本当に国家国民のためにこの方々は必要なのか」と立憲民主党を批判したことに「野党が野党の批判をしているこの構図は、けっこう珍しい光景のように思います。国政に身を置いていた者としては、この追及を大歓迎したい」と話した。

馬場氏は、立民の国会対応や憲法論議に対する姿勢を猛批判。「とにかく遅延工作をするという先祖返りを起こしている」などと述べた。宮崎氏は「日本維新の馬場代表が、立憲民主を痛烈批判しています。これは、日本の政治にとって明るい兆しが見えてきたことの表れ」と評価する。

宮崎氏は「我が国最大の不幸はまともな野党が存在しなかったこと。反対のための反対、選挙のための烏合の共闘など、政治の本質とは程遠い野党のスタンスは、国民の不幸そのもの」と指摘した。

現時点で維新は、各社の世論調査で野党第一党に躍り出ると予想されるとして「国会日程の闘争にあけくれるのではなく、是々非々で、国民のための政治を行うと発言している。野党第一党になった維新がまともな野党として存在感を示すことができれば、自民党も緊張感を持ち、国民目線の政治をするようになり大胆な改革も進むでしょう」と期待した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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