片平なぎさ、松本若菜、美村里江が「18/40」に出演決定

片平なぎさ、松本若菜、美村里江が、TBS系で7月にスタートする連続ドラマ「18/40(エイティーン/フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~」(火曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。

福原遥と深田恭子がダブル主演を務める「18/40~ふたりなら夢も恋も~」は、キュレーターになるという夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦・仲川有栖(福原)と、恋を後回しにしてきたビジネスパーソン・成瀬瞳子(深田)の生き方も正反対の2人の女性が、年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。タイトルの“18/40”は主人公2人の年齢を表しており、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描く、龍居由佳里氏と木村涼子氏による脚本のオリジナルストーリーとなっている。有栖と瞳子それぞれが恋に落ちる訳あり男子役を鈴鹿央士、上杉柊平が演じる。ほか、出口夏希、長澤樹、FANTASTICS from EXILE TRIBE・八木勇征、嵐莉菜、安田顕も出演する。

片平が扮(ふん)するのは、いつまでも仕事ばかりで結婚しない娘・瞳子を心配する母・成瀬貴美子。その実、自立した娘を自慢に思っており、娘の結婚を急かす以外は仲のいい親子関係を築いている。初共演となる深田とどのような母娘を演じるのか、期待が高まる。

片平は「私がちょうど瞳子と同じ、40歳手前のある夜のこと、今は亡き母が、なかなか嫁に行かない(行けない!?)私に『私が育ててあげるから子どもだけでも産みなさい。でないと年をとった時に寂しくなるよ』と言った言葉を思い出しました。あの時は笑ってしまった母の心配。あの頃は気付けなかった母の愛を、今、瞳子の母親役を通して感じる日々を過ごしています」と自身の経験を重ね合わせながら、役柄に臨む。加えて、「深田恭子ちゃんとは、長く同じ事務所に所属していながら初共演! どんな親子関係を築けるか、とても楽しみです」と期待している。

松本が務めるのが、柴崎レディースクリニックを開業している産婦人科医・柴崎薫。瞳子とは高校時代からの親友で、現在は瞳子の主治医でもある。瞳子が偶然連れてきた有栖を診察し、やがて有栖の主治医にもなる人物だ。

「有栖と瞳子の産婦人科の主治医で、瞳子とは昔からの親友という役どころです。それぞれ2人の絆を通じて、多様な価値や喜びをともに丁寧に演じていきたいと思っています」と意気込む松本は、「役柄である医師としても、1人の人間である役者としても、人々の選択や夢、キャリア等を尊重できる存在になれるよう、作品を通じてそのようなメッセージを伝えられるように努めたいと思っております。実は、産婦人科医の役は3回目なんです。当たり前ですが、妊婦さんや患者さんは十人十色。医師も十人十色。私の演じる薫はどんな医師なのか。プライベートも垣間見えるシーンがありますので、仕事の時と瞳子といる時のギャップも楽しんでいただけるとうれしいです」とアピールする。

そして、美村が、有栖の亡き母・仲川真理役を担う。真理は、高校の美術教師として働いていたが、市郎(安田顕)と結婚し有栖を出産した後は、専業主婦に。幼い有栖を連れて美術館に足しげく通ったことで、有栖はアートが好きになり、美術館の学芸員になって将来は海外で活躍できるキュレーターとなることがいつしか有栖の夢となった。突然の病気によって49歳という若さで亡くなってしまうが、真理の思いは有栖の中でしっかりと生き続けている。

美村は「タイトル通り年の差のある関係も含め、さまざまな親子関係も描かれている本作。既に亡くなった母ではありますが、福原遥さん演じる娘の有栖の先行きを応援しつつ見守りたいと思います。先日終えた美術館の撮影では、まず場所をお借りできたことがありがたく、さらに美術部の仕込み、照明部の明かりが美しく空間にほれぼれしました。今後登場してくる絵画たちも見どころとして、本作をきっかけに美術館へ行ったり美術関係の書籍を手に取る方が増えるのではないかと、いち美術好きとして期待しております」と放送後の反響を楽しみにし、「また、設定上難しいだろうと想像されますが、ほかのキャストの皆さまともどこかで撮影をご一緒できたらうれしいです」と話している。

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